慣れた仕事よりも、慣れていない仕事で自分を鍛える<No 1439>
<セミナー・コンサルティング情報>
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単発は実力を問われる
このブログもそうですし、ホームページのほうでも、単発相談やコンサルのご依頼を掲げています。
いわゆる、年イチ申告ではありません。
こちらは、あくまでも教えるだけ。
実際に動いていただくのは、お客さまです。
教えるだけなので、一見、楽そうに見えますが、
- お客さまのゴールを聞き取る
- 知らないことは調べる
- 表にまとめる
- グラフにまとめる
- 図にする
- ゴールの選択肢を並べる
- 過程の選択肢を並べる
といった準備をした上で、お客さまを最適なゴールに導きます。
申告業務をそのまま請け負ってしまうほうが正直、楽です。
とりあえず、「あれこれ、用意して欲しい」と言えば進んでいきますから。
それでも、相談なり、コンサルなり、単発業務を請け負っているのには理由があります。
慣れた仕事よりも、慣れていない仕事で自分を鍛える
請負の業務だと、年イチであれ顧問であれ、緩く繋がりながら進めていくことができます。
一方、相談やコンサルティングは、その場限りで結果を残さなければなりません。
結果を残すためには、お客様に満足していただくことが必要で。
満足していただくには、引き出しの質を高めておくことが必要になります。
ただ、サービスの質が良くても、お客さまが求めたゴールにたどり着くことができなければ、満足していただくことは困難でしょう。
申告業務の場合、利益と税額だけでも、ご納得いただくことがありますが、相談やコンサルティングだとそうはいきません。
ゴールだけでなく、そこに至るまでの過程も丁寧に説明しなければならず。
相談を受けられるお客さまは、相談を受けて終わりではなく、そのあと、自分がゴールに向かって動かなければいけないので、その方法を理解する必要があるからです。
すべてを相手に委ねるのではなく、知らないことをピンポイントで獲得しに来るわけですから、場合によっては、こちら以上に詳しいこともあります。
そうしたお客さまにご納得いただくために、
- どうして、この結論になったのか?
- 他の選択肢より何が良かったのか?
- 本当に自分にとって最良の選択肢なのか?
ということを、言葉・ビジュアル・文章、あらゆるツールで説明しています。
言葉で大事なのは話し方。
私が心がけているのは、まくしたてるように話すのではなく、キャッチボールのような会話です。
わからないことがあれば、その都度聞いていただきます。
相手を置いてきぼりにすると、その時点で満足していただけません。
メリット、デメリットや具体例を挙げると理解していただきやすいです。
ビジュアルは、言葉を補う役割があります。
図やグラフをパワポでつくって、お見せしながら話します。
パワポに表示するのは、文章でなく文字。
文章にして読んでいただくのではなく、図やグラフのように、端的な言葉でぱっと見てわかる程度の文字に留めておきます。
読んでいただくようだと、理解していただくまでに時間がかかるので。
単発は、毎回初仕事
単発のご相談は、限られた時間のなかで結果を残さなければなりません。
一回限りなので、色々な能力が試されます。
大変ですが、その分やりがいはあります。
何より、自分が一番勉強できるので。
いわゆる繁忙期、申告業務をやっている方が楽ですが、単発相談とコンサルで頭を唸らせています。
<編集後記>
3月10日木曜日
4時40分起床後ルーティン
法人成りコンサルティング準備、引き続き確定申告を。
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