振込手数料ゼロ。無料で利用できる「ことら送金」は使っておこう＜No1834＞

キャッシュレス決済が多くなるにつれて現金を取り扱うことが減りました。

便利な世の中にはなっているのですが、その便利さを手に入れるために、ある程度の負担を強いられることがあります。

銀行の振込手数料は、同じ銀行同士であれば無料ですが、異なる銀行であればれば有料です。

数百円のことではありますが、積もれば山となるので、こうした費用は極力減らしたいものです。

手数料を取られないために、あえて振込先と同じ銀行口座を作るというのも一つの手ではありますが、取引先が増えてくると現実的ではありません。

何より管理が大変です。

私が使っているのは、個人事業で2つ、法人口座で1つです。

これら3つの口座間で、資金の移動をしたら手数料がかかります。

ネット専業口座だと、手数料無料のことがありますが、都市銀行や地方銀行だと、逆に以前よりも割高になっている印象です。

そんななか、現れたのが、異なる銀行間でも手数料無料で利用できる「ことら送金」です。

自分の口座が、利用できる口座か？

まずは、自分が利用したい銀行が、ことらの対応になっているかどうか確認します。

使える銀行

自分の口座が送金元口座として利用できるなら、次に利用できるアプリをチェックします。

利用できるアプリ

UFJであれば、「BankPay」が対応しています。

ゆうちょだち、「ゆうちょ通帳アプリ」です。

それぞれ、送金元口座としては利用できるけれど、振込先としては利用できなかったり、その逆にあります。

まだ、スタートしたばかりなので、いずれは多くの銀行で、送金も受取も対応可能になるのではないでしょうか。

登録

スマートフォンのアプリを想定しているので、基本、iPhoneかAndroidでアプリをダウンロードします。

アカウントを作成し、送金ができるようになるまで、それほど時間はかかりません。

ただ、私の場合、旧スマートフォンで登録したあと、新スマートフォンでアプリの移し替えをする前に売却してしまったので難儀しました。

手元に旧スマートフォンがないので手続きができず、なくなく、コールセンターに電話して、登録済のアカウント？（なにかの認証番号だけかも）をいったん削除してもらい、新たに新スマートフォンで登録やり直しました。

コールセンターはスムーズに機能したのですが、電話をかけること自体が面倒なので、スマートフォンを買い換えるときは、アプリの移動を済ませてからにしましょう。

送金限度額

BankPayで送金できる金額は、

• １日　10万円まで
• １回　10万円まで

と決まっています。

26万円を送金しようとして、一回では無理だったので、

• 当日　10万円
• 翌日　10万円
• 翌々日　6万円

と三回に分けて送金しました。

自分の口座間であれば、数日にわけても問題ないでしょうが、仕入先や毎月取引がある取引先だと１日10万円までだと支障があるしょう。

特に、振込先が多くて、かつ、10万円以上の取引が多いと使い勝手がいいとは言えません。

防犯上の利用でしょうが、限度額は徐々に増えていくのではないでしょうか。

それでも、10万円以下の取引も多少はあるでしょうから、そうしたものには積極的に利用したいものです。

今日は、手数料無料で利用できる、ことら送金についてお伝えしました。

眼の前の業務に追われていると、こうした情報は入って来づらいものです。

アンテナを張りながら、こうした情報が自然に入ってくるよう、日々の業務は抑えておきたいものです。

＜編集後記＞
6月3日 月曜日
6時半起床後ルーティン、社長限定メルマガ、メール対応、月初自分の決算。
午後から整体でカラダのメンテナンス。メール相談（有料、贈与のご相談）回答
お客さまの保険の橋渡し、ラン44分 8km。

21時半から仮眠。
23時から、なでしこvsニュージーランドをYouTube観戦。