2018年 読んで良かった書籍「10冊」其ノ弐<No 653>
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其ノ弐
昨日に引き続いて、2018年 読んで良かった書籍「10冊」の二冊目を紹介します。
昨日、書き忘れましたが10冊のなかで順位付けはしていません。
理由は、自分がおもしろいと感じた本や、役に立った本はたくさんあったのですが、
おもしろいと感じても、みなさん同様に役に立つかと言えばそうでもないなと感じたからです。
まぁ、個人的なブログ内でやっていることなので、そこまで気にする必要はないのですが、
ゆるく興味を持ってくれると嬉しいです。
ぼくらの未来をつくる仕事 / 豊田 剛一郎
脳外科医からマッキンゼー
本の帯にも書かれている通り、著者は脳外科医からコンサル大手のマッキンゼー
に転職した変わり種の方です。
脳外科の専門医を目指すには、医学部卒業後に2年間の初期臨床研修を受けたあと、
後期研修を経て5年から7年はかけないといけません。
その間、月13回も当直がありパンツも洗えないような生活が続きます。
このような激務をこなした後、普通にいけば誰しも専門医の道を選ぶのでしょうが、
この方は違いました。
医者をやめるのなら、十字架を背負う前に医者をやめるほうがいい
そのココロは、一度その道を進んでしまったのなら、社会的使命を背負ってしまい
生き方の選択肢を失ってしまうということなのでしょう。
そこで著者は、コンサルの世界で生きることに決めました。
新聞やビジネス書を読む医師はびっくりするくらい少ない
著者は、医者について、
新聞やビジネス書を読む医師はびっくりするくらい少ない
と語っています。
なるほどなと。
思い当たる節がいくつもあります。
医者と話すときはいつもこちらが気を使います。
若い頃、自分の症状を知ってもらおうと話したら、
「それは聞いていない、私の聞いたことだけ答えて」的なことを言われました。
(みなさん、そうではないですが)
以来、病院に行くと多くは語らず、相手の構えているストライクゾーンの、
ど真ん中にボールを返すよう心がけるようになりました。
そんなとき、たまに思います。
「どっちが◯◯ってんだか」って。
これは世のなかの、「先生あるある」なのでしょう。
先生と呼ばれる商売、自分の仕事をプロフェッショナルと思うがあまり、
コミュニケーションそっちのけで自分の思いを通してしまうことがあります。
当然、自分にも当てはまることです。
- ちゃんと聞く耳を持っているか
- 相手の話しをさえぎっていないか
- 専門用語を使っていないか
- 正確でなくても、相手の使った言葉を使っているか
- まくし立てていないか
- 威圧感はないか
- 偉そうにしていないか
- 相手の目を見て話しているか
ココらへんが疎かになっていないか気をつけるようにしています。
特に、会話のキャッチボールができているかは大事です。
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読んでからのお楽しみ
ネタバレになるといけないので、本の核心部分には触れないようにしました。
著者がコンサルに転職するまでの面接時のやり取りや、
コンサル業に就いてからの活躍は読んでいて爽快です。
<編集後記>
5時05分起床後ルーティン
午前中、年末調整、請求書発行、HP改善、パソコン指導打ち合わせ、ブログ改善、
ネットバンクパスワード復活、Pay-easyで法人市民税支払い
午後から、ブログ執筆、保育所お迎え、娘と食事&風呂
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