税理士が「無料の検索サイト」扱いされないためにできること<No 542>
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)PM4時は「夜」です
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劣悪な環境も「反面教師」として記憶する
以前、短期間だけお世話になった事務所で、
所属税理士の働きぶりを垣間見ることがありました。
そこでは、ボスは何もせず、所属税理士の方が
すべての業務をこなしていました。
その方は通常の税理士業務に加えて、
- 入力
- 電話の取り次ぎ
- 使いパシリ
と一般従業員やパートがやるような仕事まで任されていました。
お客様もボスと話しても埒が明かないことは
皆さんわかっているせいか、すべての問い合わせが
その所属税理士に来ます。
なかには、土日や勤務時間外にも携帯に問い合わせてくる
こともあったので「なかなか大変だな」と思ってました。
なかでも衝撃的だったのは、
個人のお客様から年イチ決算料のお支払いだけで、
携帯に問い合わせが年中引っ切り無しにあることでした。
相手は税理士のことをGoogleかyahoo!くらいにしか思っていないのでしょう。
自分で調べるのも面倒だから電話で即回答を求める。
見るに見かねて改善策をその方に進言しても、
答えは「できない理由」から始まります。
そういった姿は反面教師として学ばせてもらうことにしました。
反面教師として学んだこと
そこで見た劣悪な環境は他人事ではありません。
いざ自分が独立して何も考えていなければ
同じような境遇になっているかもしれません。
料金体系を明確に
料金体系を明確にしていなければ、その場の雰囲気に流されます。
一度言うタイミングを逃すと後で追加とは言えません。
そのためにも、料金体系は明確にしておきます。
ただし、手書きやエクセルなどで作った料金表を
自分で眺めているだけではいけません。
ちゃんとホームページに載せましょう。
公(おおやけ)にすると、「言い値」でないことを
お客様側に知ってもらうことができます。
自分もその都度考える必要がないのでブレがなくなります。
追加の業務が発生したら料金表に照らして請求します。
これだけで、気持ちよく仕事ができます。
営業時間は明確に
営業時間は明確にしておきましょう。
就業規則まで作る必要はありませんが、
ホームページには載せておきます。
これは対お客様よりむしろ自分に対しての縛りです。
フリーランスとしてひとりで仕事をしていると、
いつまでも働いてしまうことがあります。
なので、どこかで一線を設けなければいけません。
- 9時から5時
- 土日祝休み
など。
それ以外の業務は余程の緊急でない限り受けない。
それくらいでないと、いつまでもズルズル働いてしまいます。
自宅兼事務所なら晩御飯くらいは家族揃っていただきましょう。
土日祝の携帯には出ないと決めておきましょう。
それで揉めたらお客様ではなかったと思うしかありません。
電話で仕事をしない
電話は今すぐ対応を求められます。
電話を取ると進行中の業務は遮断され、
進行前の思考に戻るには15分かかるそうです。
なので私は、
- 会った時に話す
- chatwork
- メール
で対応するようにしています。
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「ひとり税理士」の良いところ
料金と時間を明確にし、
電話を使わなければ常時落ち着いて仕事に取り組めます。
ただし、適正であるかどうかは日々考えます。
違うと感じたら即改定します。
それが可能なのも「ひとり税理士」の良いところです。
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<編集後記>
4時15分起床後MIT
6時22分からルーティン
午前中、源泉納期特例、兄からの電話相談💦、MF導入支援
午後から、ブログ執筆
<W杯観戦記>
後世に語り継がれるであろう歴史的敗戦から
二日が経過しましたが、未だ脱力感とため息が止まりません。
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