「119」は躊躇しない。遠のく意識の中で自分ができること<No 550>
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※ この記事はすべて管理人の個人的見解によるものです。
確かな医学的見地によるものではありません。
Contents
三連休の1日目
三連休の前半は「前」ではなく「後ろ」から始まったのは、
昨日の記事でお伝えしたところです。
土曜日の朝、前立腺炎と診断されました。
町医者で処方されたのは、抗生物質と胃薬です。
この状況を、映画「ブラックホークダウン」に例えるなら、
装甲車両無し、上空からの援護射撃無しに、
単身ピストル片手に市街地戦に挑むようなものでした。
「119」は迷わずかける
昼食後、病院勤務歴のある妻が実家に帰還します。
市街地戦で重要な役割を果たす後方支援を
すべて手放しているとは、この時は知る由もありません。
そして、夜を迎えました。
遠のく意識の中でできること
その日は、W杯三位決定戦が行われる予定でした。
キックオフは23時。
今か今かと待ちわびていたその時、
右脇腹に鈍痛が走り始めました。
私にできることといえば、
- 水を飲むこと
- 横になること
- 薬を追加で飲むこと
ぐらいです。
しかし、悲しいかな処方されたのは
抗生物質と胃薬のみ。
痛み止めはありません。
私はそのことに気づいていませんでした。
もちろん痛みは止まりません。
むしろ痛みは強くなります。
ここまでくると、トランスフォーマーを
観ているどころではありません。
※ テレビでやっていた。
次の選択をする必要があります。
- 痛みに耐え続ける
- 119
痛みで転げ、悶絶する中で考えました。
このまま耐えて気を失ったらどうなるのか?
誰が救急車を呼んでくれるのか?
そう考えると答えは出ました。
119(1回目)
固定電話をハンズフリーにして119しました。
向こうからは、
「消防ですか?救急ですか?」
と声がありました。
この時点で救急車を呼べばいいものの、
「この程度の症状で呼んでもいいのか?」
と自問自答した末、その旨を電話の先に伝えました。
すると「それでしたこちらにかけ直してください」と
市外局番から始まる番号を伝えられました。
「マジか?」
激痛のさなか番号をメモして固定電話からかけ直します。
「〇〇です。どうされました?」
その日一日起こったことを話すと、
電話の主(女性)は119に回してくれました。
気になったのはこの女性、最初から最後までタメ口でした。
公的機関がそんなで良いのかと思いましたが、
今の自分が気にするのはそこじゃありません。
119(2回目)と救急搬送
同じ過ちを繰り返してはいけません。
今度は迷うことなく救急車に来てもらうことに。
辛いのが、家にいるのが自分一人なので、
激痛と闘いながら、
- 財布を取り出し
- 保険証を確認し
- タオル・下着を詰め
- ペットボトルに水を入れ
- テレビを消し
- エアコンを消し
- 家中の電気を消し
- 家の鍵を持って
ひとりで家を出ることでした。
エレベーター無しの三階まで救急隊に来てもらうのは
悪いかと思いエントランスまで自力で向かいます。
救急隊に見つけてもらいそのまま車の中へ。
ストレッチャーに乗ると血圧と脈拍を測ります。
症状を伝えると救急隊が救急搬送が可能な医療機関に
電話で1件1件当たります。
自分は寝ているのでわかりませんが、
おそらく専用端末に対応可能な
近隣の医療機関と診療科の一覧が表示されているのでしょう。
ここで一覧に「泌尿器科」の表示があるにも関わらず、
受け入れ拒否をする病院が3件ほどありました。
後で、病院勤務歴のある妻に聞くと、
救急隊からの電話を取り継ぐのは事務方で、
間違って対応するとこっ酷く医師に怒られるそうです。
そんなこんな、やっとのことで受け入れ先が決まった
ものの、救急車が自宅付近で立ち往生します。
私の自宅付近は細い道が入り組んでいて、
ナビが「この先、狭い道路に入ります」
とアナウンスするくらい狭いのです。
救急隊2名は男性、運転手は女性です。
何度も車両を切り返していたら、
そのうち男性救急隊が「あー!」っと声をあげました。
どこか擦ったようでした。
そんな中、私の症状は悪化する一方で、
過呼吸が下半身の痺れを招きます。
いつになったら病院に着くのやら・・
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<編集後記>
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3時25分から7時まで仮眠
午前中、事務所で事務処理
午後から、ブログ執筆
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