ボスに合格報告して「昨日の君と今日の君は何が違う?」と巻かれてしまう悪しき慣習<No 557>
<セミナー・コンサルティング情報>
Contents
悪しき慣習
税理士受験生時代、友人が官報合格したことを
風の便りで知りました。
話はもう一つあります。
その友人が勤務先のボスにその旨を伝えると、
次の言葉を返されたそうです。
「昨日の君と今日の君は何が違う?」
(何も変わっていないから条件は何も変えないと)
10年近い年月を受験一つに費やした人に対する言葉
としては悲しい限りです。
青色発光ダイオードを発明した中村教授なら激怒して
おそらくこう言うでしょう。
「そこを出なさい」と。
(中村教授は「研究者は日本を出ろ」と言っていました)
その後、友人がどういう行動に出たのかはわかりません。
進むべく道を示していくこと
ここまで辛辣な言葉を受けないまでも、
- ウェルカムでない雰囲気になる
- 賃金アップが想定していたほどでない
- むしろ責任と業務ばかり増えた
ということもあるでしょう。
受験者数の減少
近年、税理士試験の受験者数が軒並み減少しているのは、
こう言ったことが原因なのかもしれません。
大変な割に食べていけないという印象が世間に根付いて
しまったのでしょう。
先のような例をこうやって記事に挙げているのも
その一因でありますが、10年後にわかる現実なら
今、知っておいた方が幸せです。
むしろ我々がすべきは、ただ現実を伝えるだけでなく、
その後の進むべく道を示していくことです。
ひとり税理士という生き方
ひとり税理士であれば、報告するボスはいません。
給料(値付け)も自分で決めることができます。
もちろん、お客様あってのことなので、
その値付けがお客様に受け入れられなければ、
売上は立ちません。
お客様が離れてしまうこともあるでしょう。
それでも、何もしないで悶々とボスの支配下にいるよりは
納得がいきます。
むしろ、自分の実力がわかって諦めがつくものです。
値付けに実力が見合っていないのであれば、
もっと腕を磨いて自分の実力を値付けに近づけます。
また、新たな武器を身につけることも積極的に行います。
武器を身につけたら、
- 既存のお客様に提供してみる
- ブログで記事にする
- SNSで紹介する
- HPで商品やサービスとして挙げてみる
- 身近な人にプレゼンしてみる
これら一連の流れが自分の意思だけで決定できるのが
ひとり税理士の醍醐味です。
[ad#co-1]
見せ方を身につける
色々書きましたが、ひとり税理士ありきだとは思っていません。
ボス次第で恵まれた事務所もあるでしょう。
要は「勤務」であれ、「ひとり」であれ、
これからは自分の「見せ方」を身に付けなければならないということです。
黙っていても誰も動いてくれません。
「勤務」であれば賃金アップの交渉を、「ひとり」であれば値付けの見直しをしてみましょう。
もちろん、独立して人を雇っていても同じことです。
[ad#ads1]
<編集後記>
5時35分起床後ルーティン
午前中、ブログ執筆(前半)、淀川キリスト教病院にて検診、梅田でランチ
午後から、ブログ執筆(後半)
<メルマガ「トライアスロン税理士の独立開業日誌」>
毎週火・金
・税理士受験生(本試験受験予定)のかた
・税理士のかた
にむけて書いています。
よろしければ、登録お願いいたします。
こちらから
<メルマガ「社長の仕事術」>
毎週月・木
・法人メインで独立している
・個人で独立し、法人成りを考えている
にむけて書いています。
よろしければ、登録お願いいたします。
こちらから
<You Tubeチャンネル「独立・開業コンサルタント 税理士 ユウジロウ」>
毎週金曜日、You Tubeで動画配信しています。
よろしければ、チャンネル登録お願いいたします。
こちらから
<サービスメニュー>