)とあるバルにて
近いほど、聞く耳を持てない
身近な人に気合を入れて話しても、理解されないときがあります。
例えば、自分が妻に話してもすんなり受け入れられなかったことを、
義母が話したら一発で聞いてくれた、なんてことがありました。
娘(6歳)も今は私の話を聞いてくれますが、そのうち聞いてくれなくなるでしょう。
そんなときは、自分が直接話すのではなく、自分以外の誰かに話してもらいます。
近い人には、他人(第三者)の言葉がより響く
自分以外の第三者は、人間でなくてもかまいません。
本や新聞・ニュースなど信用できるメディアに、自分の代わりに話してもらいます。
メディア
本を読むときは、常に読書メモを取りながら読んでいます。
これは、後で自分が本の内容を思い出せるようにするためです。
これとは別に、本に付箋を貼ることがあります。
付箋を貼るのは、自分以外の身近な人に、気に入ったフレーズや文章を読んでもらうためです。
新聞も同じく。
自分が「いいな」と感じた記事は、切り抜いてスクラップにします。
読んでほしい箇所に蛍光マーカーを弾いておくと、
そこだけ読んでも気持ちは通じますし、読み手の時短にもなります。
本や記事を渡すとき、こちらからは何も伝えませんし、
読み終えたとき、コメントを求めることもありません。
また、読んだかどうかを確認することもありません。
興味がなくて、読まなければそれはそれで良いと思っています。
ただ、身近な人にこうしたことをしておくと、自分のモノの考え方が伝わるものです。
ある意味、このブログと同じで、近い人へ発信の役割を担ってくれています。
社長と社員の溝を埋める
経営者である社長が、社員と経営会議を開きます。
売上目標、利益目標など販売に対する目標を数値化していきます。
そして、社員は会議で決まったことを実行します。
このとき、会議で決まったことが、どれだけ社員に浸透したのか。
腹まで落ちたのか。
あるいは、トップダウンだからYESしか言えなかったのか。
これはなかなか難しい話であって、社長と社員の見ている風景が違うことで、
目指すべきビジョンがズレていることがあります。
スタートアップ企業が爆発的なスピードで業界初のサービスを打ち出せるのは、
ここの垣根がないからでしょう。
社長と社員が一枚岩になって、作り上げたビジョンに向かって突き進む。
一度離れてしまった意識を近づけるためには、当事者同士で話すよりも
他人(第三者)に間に入ってもらった方が、互いに聞く耳を持てるようになります。
それが、税理士であるのか、コンサルタントであるのか。
私が今活動しているCF(キャッシュフロー)コーチは、
社長と社員の溝を埋める潤滑油の役割を担っています。
社長と社員の目指すべきビジョンを一致させると、ビジネスがさらに加速します。
<編集後記>
1時45分起床後ルーティン
3時15分から7時まで仮眠
9時から広島のCFコーチとZoomでVC(ビジョナリー・コーチング)。
11時から定期訪問された保険屋さんにVCとブロックパズルで逆営業。
VCは、相手のお困りごとに対する「現状」と「理想」をお聞きして、
そのギャップを埋めるお手伝いをするCFC(キャッシュフローコーチ)のメソッドです。
お困りごとのタイトルが最初と最後で変化することはよく有り、
保険屋さんへのVCでも変化がありました。
当初の答えと違った答えも見つかって喜んでいただけたようです(^^)
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