税理士会の税務相談がコロナで変化。対面から・・<No 1161>
<セミナー・コンサルティング情報>
)2020年3月 会場にて
Contents
対面からの変化
ここ数年、税理士会から納税者の方とのご相談のお仕事をいただいています。
2020年度は、
- 税務相談センター(1回)
- 常設税務相談会(1回)
- 納税協会個人部会業種支部(5回)
と複数回の相談会が予定されていました。
これらは従来、納税協会や税理士会の会議室に出向いて、対面で相談に乗る形式でした。
しかし、コロナの影響により、相談形式が変わりつつあります。
税理士会の税務相談がコロナで変化。対面から・・
2020年度のご相談業務のうちいくつかは既に終了しています。
税務相談センターについては、従来、税理士会の会議室に税理士が待機して、そこに相談される方が来られる形式でした。
これが、電話相談に変わりました。
会議室には固定電話が用意され、そこに事前予約された相談者の方が直接電話をかけてきます。
一人あたりの持ち時間は25分。
30分単位で枠をとるので、残りの5分で資料を整理したり、トイレにいったりして次の相談に備えます。
私が担当した日は3名の方がご相談の電話をかけてこられました。
- 譲渡
- 寄付
- 贈与
- 相続
とレアで深度の高い事案が続き、ひとり25分の持ち時間はあっという間でした。
普段なら、数日かけてじっくり吟味するような案件を25分でそれなりの着地点に持っていくのでなかなかヘビーです。
更に、電話なので、目を見て話せないですし、描いた図をお見せすることもできません。
とはいえ、対面から電話に変わったことによる困難さよりも、コロナによる接触を回避できた安心感の方が大きく。(まぁ、お互い様ですが)
5回ある個人部会業種支部については、年間を通じて税制改正、税務相談、申告前の決算書チェック、申告書・決算書の最終チェクまで行う予定でしたが、以下の通り変更がありました。
- 第一回・・・2020年6月 中止
- 第二回・・・2020年11月 自宅兼事務所にて電話対応 1名
- 第三回・・・2021年1月下旬 同上 2名の予定
- 第四回・・・2021年2月上旬 自主判断(キャンセル可能)
- 第五回・・・2021年3月上旬 自主判断(キャンセル可能)
6月は1回目の緊急事態宣言が明けたところで、それほど無理して開催することもないとの判断だったのでしょう。
年初のうちは、「そのうちおさまるでしょう」といった空気感がありました。
11月になると、すでに「どうやって対策するか」に世間はシフトしており、これに応じてか電話対応となりました。
1月下旬も同様に電話対応になりましたが、年明けは参加される方が複数いらっしゃるので電話対応はできないとのこと。
故に、対面でやるかキャンセルするかは当事者の判断となりました。
とはいえ、緊急事態宣言中なので参加される方は少数でしょう。
柔軟な判断が嬉しい
SNS界隈では同業の方が、会場担当となり困惑している様子がツイートされていました。
当事者の判断を考慮したいただいた支部関係者の方には感謝です。
<編集後記>
1月18日 月曜日
4時30分起床後ルーティン
午前中、単発申告のご依頼完了・納品、証ひょうリーダーでデータ取り込み
とある証明書を発行してもらいに区役所へ、確定申告の続き、信金さんと打ち合わせ
午後からブログ更新
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