沈黙を恐れない。話さない勇気<No 151>
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話し上手が魅力的とは限らない
私が新卒で就いた仕事は営業職でした。
営業=話し上手
と思っていた私は、話の上手な先輩・上司から吸収できるものを探していました。
自分の直接の上司でなくても、会議での発言やお客様との電話口のトークを聞くことは出来ました。
普段話しているときはなんてことのないような人でも、ひとたび営業トークをすれば見違えるものがありました。
当時の私は、そんな流れるように出てくるトークにあごがれていました。
実際、話しの上手な方は営業の成績も良く、会社からの信頼もあったからです。
それから、ちょうど20年が経ちました。
今、私が逆に営業を受ける側の立場になって感じることは、トークよりも「その人そのものに魅力があるかどうか」ということです。
言葉以外の魅力が周囲を幸せにする
コンビニの店員さんも色んな方がいます。
- 自分のお店の自覚がある店長やオーナー
- 緊張感のある新人アルバイト
- とりあえず動作が早ければ良いと思っている雑な学生アルバイト
- 上から目線のベテランフリーター
私がよく行くコンビニには、好感の持てるアルバイト店員さんがいます。
その方は、新人の期間を少し超えた程度の方です。
なぜその方に好感が持てるのか分析すると、
- 多弁でない
- 動作が丁寧
- いつも笑顔
- 早すぎない口調
- 押し付けない
話し方が上手でないからと言って、魅力的でないわけではありません。
その方には言葉ではない魅力がありました。
聞くことでお客様の信用を得る
これまで私は、聞くことが大切なことを理解はしていましたが、話し過ぎる面がありました。
今、わたしが心掛けているのは3:7です。
わたしが話す割合が3割です。
自分の話す割合が多ければ、その全てを相手が聞きたい内容であるとは言い切れません。
むしろ、相手が必要としていない内容かもしれません。
そうであれば、枝葉の余分な説明は抜きにして、
- 相手への質問
- 好感の持てる相槌
- 相手の欲しい答え
これらを全体の3割にします。
人は、話すこと自体が目的ではなく、話を「聞いてもらえること」が目的であり、満足を得ることが出来ます。
聞くに値する人間だと認めてもらう
話す3割は必要最低限にとどめます。
相手に、自分の言葉を聞く価値があると認めてもらうには、
- 相手の話をさえぎらない
- 否定から入らない
- 専門用語を並べない
- 話している自分によわない
仕事であれば、サービスを提供する側はその道のプロです。
プロである自分にしかわからない言葉を使っても相手の心には響きません。
相手に理解してもらいたいのなら、専門用語は使いません。
誰でもわかる簡単な言葉で、自分を認めてもらうつもりで話します。
家族の話を聞いていますか?
家族とは一生の付き合いです。
その家族との対話は大切な生活の一部です。
一日の終わりに、その日にあった出来事をお互いに報告します。
会話は自分が聞くことをベースに、「相槌」「質問」「答え」を繰り返します。
聞くことで、お互いを受け入れたら、明るい空気が出来るでしょう。
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