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近江八幡トライアスロン遠征日記。琵琶湖のスイムを攻略<No 1755>

yujiro

)レース前日の琵琶湖

Contents

近江八幡トライアスロン遠征日記

先の日曜日、近江八幡トライアスロンに出場し、無事に完走しました。

レース前日からスタート前までの模様について、記事にしています。

近江八幡トライアスロン遠征日記。前乗り・受付・観光など備忘録<No 1753>

近江八幡トライアスロン遠征日記。レース当日、トランジション・試泳<No 1754>

今日は、スタート後のスイムについてお伝えします。

琵琶湖のスイムを攻略

スイムスタート

今回、自身初のいっせいスタート。

とはいえ、スイムの予想タイムを元に、

  • 25分
  • 30分
  • 35分

のプラカード順に、大雑把ですが並んでいます。

私は、「35分」のなかでも、そのまた後方に位置取り。

9時になっていっせいスタート。

後方からゆっくり歩いて行きます。

自分の後ろを見ると、まだ20人〜30人くらいはいたでしょうか。

375人でスタートしたので、350人あたりかたのスタートです。

)スイム コース図

ひし形のコースを時計回りで。

一周750mなので、左の第一ブイまでが300mくらいでしょうか。

これまで出場したどのレースでも、この第一ブイまで到達するまでは気が抜けません。

鼓動が速く、心拍が高まっているようで緊張が続きます。

このスイムのなかでも第一ブイまでの緊張感は、普段の生活では感じられません。

リタイヤや、場合によっては事故につながる可能性があるので。

300人ほどが先にいるので、ゆっくり泳げると思いきや、自分の周囲もそれなりの人。

そのうち、左右両隣をぴったり挟まれて窮屈になりますが、同じペースでじっと耐えて泳ぎ続けます。

左右が離れたと思ったら、前方に平泳ぎのキックが飛んできます。

幸い、SWANS社員の仲間が勧めてくれたアセンダーのおかげで平泳ぎキックを回避。
(左右どちらかにズレて抜かさないといけないので大変です)

視野が広く、ブイを見失うことも格段に減りました。

SWANSゴーグル アセンダー

それでも、メンタルが安定しないので、ところどころ立ち泳ぎで止まってしまうことがありました。

ペース表の下のほうへ下がったところがペースが落ちて止まったところ。

細かいのも含めると結構ありますが、大きくペースダウンしているのは、やはり前半に多いですね。

多少、ぶつかって来られたり、足を掴まれたり、ゴーグルに人の手が当たってズレたりしましたが。

後方からスタートしたせいか、総じて、想定の範囲内で収まりました。

そうこうしているうちに第一ブイが見えてきたので方向転換。

ブイのギリギリを攻めるコース取りにはなりましたがバトルは回避できました。

そこから中央にある第二ブイへ向かいます。

常にブイを目指して泳いでいるので、ブイが複数あると、それだけ短い時間で安心できます。

このコースは自分にとってありがたかったです。

第二ブイ、第三ブイを超えたら岸に向かいます。

これが遠かった。

泳げども泳げども距離がまったく縮まりません。

それでも、事前に、顔を上げて前方を確認する練習をしていたのと、アセンダーのおかげで視野の確保は良好でした。

毎回見るのは大変なので、二〜三回に一回にのペースでクロールしながら前方を確認します。

途中、右を泳いでいる人の距離感を保ちながら泳いで、前方確認の回数を減らしたりなんかも。

右の人が流されていたら、自分も流されることになるので100%信用できません。

岸が近くなると遠浅なので、前方の人から徐々に立ち上がって歩き始めます。

歩きと泳ぎ、どっちが速いのか?

自分ぐらいの泳ぎだとどっちもどっちかなと。

同じであれば楽なほうがいいので、立ち上がって歩きました。

Garminを見ると、18分台。

これまで、スイムの記録は、

  • 宮崎 39:18
  • 村上 37:44
  • 大阪城 37:18
  • 白浜 43:04

と大きく遅れた白浜を除けば、37〜39分と40分以内で収まっています。

18分台ということは、二周目を同じペースか少し速めであれば36分台が見えてきます。

スイム二周目

琵琶湖の水質と波について。

水質は思っていたよりはるかにキレイでびっくりしました。

これまで泳いだ、宮崎・村上(共に前日雨模様)・大阪城よりも断然キレイ。

さらに波がないので泳ぎやすいのと、塩水じゃないのでむせることがありません。

この二つにはかなり助けられました。

海のスイムが苦手な人はびわこのスイム、オススメです。

いったん岸に上がってから二周目がスタート。

二周目になると、かなり後ろの方なので、人との距離が広くて泳ぎやすくなりました。

このあと、どれだけ立ち泳ぎや休憩がたらの平泳ぎをすることなくクロールし続けられるか。

第一ブイまでは、二周目も結構遠く感じましたがなんとか到着。

第二ブイ、第三ブイを回ったところまではこれまで通り順調。

やはり、最後の直線は長く感じました。

どれだけ前を向いても距離が縮まないので、前を見る回数を減らして、右の人を頼りに泳ぎ続けることに。

それでも長い。

着きません。

ようやく、20mくらい先の人が歩き出したので、もうひと踏ん張り。

それでも長い。

最短のところで足をついて歩き出しました。

時計を見ると36分台。

そこからダッシュとはいきませんが、フィニッシュ地点まで小走りで駆け上がっていきました。

時計を確認すると36分台でフィニッシュ。

とはいえ、Garminを押すのを忘れていたので、トランジションでスイム終了。

オフィシャルタイムは、36:54。

ギリギリですが、初の36分台でした。

泳いだあとをたどるとこんな感じです。

第三ブイ自体が多少流されていたのかもしれませんが、泳ぎ自体はジグザグなところはなく、概ねキレイに進めてたので合格点。

ここから、自分のなかでは得意のバイクに入っていきます。

レースの九割終了

苦手とするスイムが終わりました。

スイムさえ終われば、精神的にはレースの九割は終わったようなもの。

安堵感と達成感でプチアドレナリン・ドーパミンが脳内を包んでくれます。

とはいは、バイクのパンクや衝突、ランの足攣りがあるので気が抜けません。

トランジションでそんなことは考えませんけどね。

<編集後記>
6月27日 火曜日
5時30分起床、メルマガ更新、トライアスロン仲間の弁護士事務所を訪問。
損害賠償請求の打ち合わせ。
午後からブログ更新。

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