「やりたいこと」は誰にも言わない<No 373>
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前向きな行動を妬むのは世の常
40代、雇われているなら、
ある程度の役職に付いている年齢です。
その先、定年までの道筋も、
先を行く先輩・上司を見ることで、
ある程度、想像できることでしょう。
一方、雇われていない「ひとり」であれば、
その先は誰かが導いてくれるものではなく、
自分で想像しなければなりません。
何かを思い描いて、
計画し、実行し、失敗し、また計画する。
毎日、何かしらを決断します。
時には、自分だけでは決められず、
誰かに背中を押して欲しいこともあります。
しかし、世間が人の前向きな行動を妬むのは
世の常です。
「やりたいこと」は誰にも言わない
自分のやりたいことを話して、
「無条件」に賛成してくれるのは、
親か水商売の方ぐらいでしょう。
(後者は想像です^ ^)
大概のことは否定されます。
しかも鬼の首を取ったかのように。
税理士試験
私の場合、結構な時間を費やしたので、
勉強よりも「否定」されることから、
いかに逃れるかの方が大変でした。
会えば、
- 今年は受かったんか?
- いつまでやってんの?
- 40までに受かるんやんな?
なんてことはザラでした。
今思えば、よくそんな輩と
会っていたなと思うのですが。
受験生の交友範囲は狭く、
反発はしても、
相手を納得させるだけの、
答えも話術も持ち合わせていません。
ただ、耐えるだけでした。
ブログ
「ブログを毎日書いている税理士は仕事がないんでしょうね」
独立前に言われたことがあります。
ブログをやらない人には、ブログを毎日書くことのメリット
は理解できないのでしょう。
仕方がありません。
私は、たとえ仕事がなくても、
自分らしく生きることができるのなら、
仕事に追われる一生よりもブログを書くことを選びます。
家族と自分が幸せになれるのなら。
ただし、ある程度のお金は必要ですが。
私がブログを書き始めて一年半が経ちました。
収入は勤務時代よりも少し増えただけですが、
本業に費やす時間は10分の1以下になりました。
なので同じお金を稼ぐための時間あたりの単価は
単純に10倍です。
これができるようになったのは、
ブログのおかげです。
ブログを書くことによって、
- いかに効率的に働くか
- 将来の種まきをする
- 家族を大事にする
という考え方が生まれました。
ブログを書いていなければ、
朝から晩まで働いて、
小金持ちにはなるでしょう。
でも、それは自分の生き方ではありません。
イタリアの経済学者パレートの「80:20の法則」
というものがあります。
例えば、
- 商品の2割が8割の売上を稼ぎ出す
- 社員の2割が8割の売上を稼ぎ出す
- 報酬の8割を得るために2割の時間を割り当てる
というものです。
これを今の私に当てはめて見ると、
「報酬の9割を得るために1割の時間を割り当てる」
となります。
ただし、時間を圧縮して、仕事が正確でなかったり、
クレームが出るようでは本末転倒です。
これまでと同じではなく、これまで以上の価値を
届ける工夫をします。
その工夫に費やす時間が、残りの8割(私は9割)の時間です。
私は残りの9割の時間を使って、
- ブログを書く
- 研修に出る
- セミナーに参加する
- セミナーを自主開催する
- 多読をする
- 会ったことのない人に会う
- 行ったことのないところに行く
- 体を動かす
ことで仕事に使えるエッセンスを学んでいます。
新たな学びがなければ、お客様に対してこれまで
以上の価値を提供することはできません。
会う人を選ぶ
「やりたいことは」誰にも言わない。
それができればいいのですが。
人間誰しも自分がいいと思ったことは、
つい口から出てしまいます。
そして、嫌な思いをします。
ならどうするか。
「会う人」を選べばいいのです。
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<編集後記>
4時37分起床後ルーティン。ルーティンとは
午前中、法人決算、ラン・ウォーキング・ラン合計17キロ
午後からブログ執筆
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