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独立したら試算表プラス「予算」も明確に。社長とフリーランスのコンサル活用例<No 810>

 <サーバトラブルにより画像の一部が消失し、ご不便おかけしております>

)娘の小学校のお祭りにて

 

 

予算の目的

独立したら、とりあえず食べていかなければいけません。
 
食べるためには当然「売上」が必要になります。
 
すると、不安な気持ちをおさえるために、闇雲に働いてしまうこともあるでしょう。
 
生きるために最低限の売上は必要ですが、まずはこの先1年間の予算(目標)を作ることをオススメします。
 
予算をつくる目的は、
 
  • 最低限必要な売上がわかる
  • 必要以上に仕事を入れすぎない
  • 予算が絵に描いた餅かどうか気付ける
 
などが挙げられます。
 
予算を作れば実績とのズレを確認することで、軌道修正すべき項目がわかるようになります。
 
 

 

独立したら試算表プラス「予算」も明確に

今、こうして「予算は必要です」と偉そうに言っていますが、
勤務時代、お客様の予算を作ったことは皆無でした。
 
あくまでも、現在までの実績値(試算表)どまり。
 
自分だけでなく、組織として先の予算を実際に表にまとめることはなく、
実績値を元にして口頭でやり取りするのみでした。
 
将来に対する不安を我が事として考える意識が欠けていたのでしょう。
 
独立して、売上の不安・お金の不安を身に沁みて感じることで、
これらを解消する手段として予算は必要だとわかるようになりました。
 
ただ、税理士事務所でも提供できない(すべてではありません)予算を、
独立したばかりの方がどうやって作るのか。
 
最初から難しいことをする必要はありません。
 
 
 

前年度実績

最も簡単な方法は、独立2年目以降であれば、前年度の数字をそのまま入れていきます。
 
前年度の売上に凸凹があれば、12ヶ月で割った数字でもいいでしょう。
 
当月までの数字を実績値で埋めて、翌月以降の数字を前年度実績で埋めていきます。
 
これだけでも、決算時の着地点を事前に想定することが可能になります。
 
さらにキャッシュフロー計算書もあれば、
将来のどの時点で資金がショートするのかもわかります。
 
 
 

目標利益から逆算する

目標利益を算出

売上から予算をつくっていくと、絵に描いた餅になりやすいので、目標利益から逆算しながら予算をつくっていくことも出来ます。
 
ここでいう利益は、売上から変動費と固定費を差し引いた残りを指しています。
・売上−変動費=粗利益
・粗利益 − 固定費=目標利益
 
ではこの目標利益が最後に残るお金かといえばそうではありません。
 
この後「借金の返済」や「税金の支払い」が残っています。
 
給料をとれないフリーランスであれば、「生活費」も必要です。
(減価償却費、その他のキャッシュフローは省略しています)
 
仮に、「借金の返済(年間)」が100万円であれば、最低100万円の利益が必要です。
 
生活費が月額20万円であれば年間240万円必要です。
 
100万円+240万円=340万円
 
この時点で340万円の利益が最低必要であることがわかります。
 
 

固定費をプラスして目標粗利益を算出

これに事業に必要な固定費をプラスします。
 
固定費とは、
・「水道光熱費」
・「通信費」
・オフィス機器の「リース料」
・事務所を借りていれば「家賃」
・人を雇っていれば「人件費」
など。
 
売上高に関係なく毎月定額で発生する費用を言います。
 
目標利益 + 固定費=目標粗利益となるので、
 
固定費の合計額が200万円だとすると、
 
先程の目標利益340万円に固定費200万円をプラスした540万円が、
粗利益の最低ラインとなります。
 
 
 

変動費をプラスして目標売上高を算出

最後に、目標粗利益から目標とする売上高を算出します。
 
自社の粗利率がわかっていれば、売上高を目標粗利益から逆算して求めることができます。
 
目標粗利益÷粗利率=目標売上高
 
わからなければ、業種ごとの概算粗利率で求めます。
  • 卸売業・・・10%から15%(概ね20%以下)
  • 小売業・・・20%から30%(概ね50%以下)
  • 製造業・・・30%から50%
  • 飲食業・・・70%程度
  • サービス業・・・80%程度
  • 士業・・・90%から100%
 
先程の事業がサービス業だとしたら、
540万円÷0.8=675万円
が目標売上高となります。
 
これは、利益がトントンとなるのに最低限必要な売上高なので、
将来の設備投資などのために資金を貯めておきたいのであれば、
その分上乗せして目標値を調整していきます。
 
 

 

コンサルタントの役割

ごく基本的なやり方を紹介しましたが、
これらの作業を経営者が仕事をしながら一人で進めていくのは難しいこともあるでしょう。
 
こういったことを経営者と二人三脚で進めていくのがコンサルタントの役割であり、
今、私が取り組んでいることの一つです。
 
先程の目標利益から逆算する手法も、1回やって終わりではありません。
 
何度も行ったり来たりしながら、自社の最適解を見つけていきます。
 
まずは、自分で予算を立ててみる。
 
そこで、行き詰まったら、コンサルタントにお願いするのも一つでしょう。
 
 
 
 
 
 

<編集後記>
6時00分起床後ルーティン
午前中、事務所にて半期決算、お昼ごはんの買い出し
午後から、ブログ執筆


妻が風邪でダウンしたので、娘と二人で近所に買い出しに行きました。

二人とも帽子を被らずに出たので、暑さで大変でした💦

 

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)西順一郎先生のSTRAC表を加筆引用

 

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