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ビジネススキル

値上げと有料化は似て非なるもの<No 267>

yujiro

 

 

 

Contents

突然の有料化で困惑

最近、とあるサービスが、
突然、有料化になると発表されました。

これまで無料であったので、
困惑しています。

1が2となることに、
それほどインパクトは感じませんが、

0が1になることには、かなりインパクト
を感じます。

前者は「値上げ」であり、
後者は「有料化」です。

 

 

値上げに至るまでプロセス

モノの値段を決めるのは、
モノを売る側です。

値段の決め方は自由ですが、
市場で高いと判断されたら
売れなくなります。

最近ではヤマト運輸が思い腰を
上げて値上げに踏み切りました。

報道でたくさん取り上げられたので
ご存じの方も多いでしょう。

 

ヤマトは世間を味方につけた

ネットの普及によって、
買い物は便利になりました。

いつでもどこでもクリック
するだけで、自宅に荷物が
届きます。

ただ、届ける側は相当の負担を
強いられるようになりました。

ヤマトであれば、

  • 佐川が手放したAmazonの大量荷受け
  • 細かすぎる時間指定
  • 共働きが増えたことによる留守宅の増加
  • 留守宅への再配達
  • 再配達先の留守

結果、労働環境が悪化しました。

ヤマトは、この状況を打開する
ため値上げに踏み切りました。

また、値上げ以外にも、

  • お昼の時間指定をなくす
  • 再配達の時間を繰り上げる

など、現場の負担を軽減する対策を
とりました。

このような状況は、
連日、メディアに取り上げられて
いたので、国民にとっては受け入れ
られやすい環境になっていたでしょう。

私も、

「時間指定しておいて家にいないなんてあり得ない」

と思っていましたし、値上げは仕方がないと考える
ようになりました。

 

 

値上げと有料化は似て非なるもの

ヤマトは値上げに踏み切るまで、
段階的にマスコミに発表しました。

事前に値上げとそれに至るまでの現状を
知らされたことによって、
値上げに納得し、その必要性を感じるようになりました。

しかし、有料化となった冒頭のサービスは
有料化にいたるまでの経緯など、詳細の説明
はありませんでした。

これまで無料だと思っていたものが、
突然、有料になる。

0が1となるので不信感は半端ないです。

そのインパクトによる顧客離れも織り込み済みなのでしょう。

 

 

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