税理士、初心忘るべからず。千里の道も「ひよっこ」から<No 320>
<セミナー・コンサルティング情報>
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千里の道も「ひよっこ」から
私が独立したのが2016年の11月。
一年に満たないので、
「まだ、ひよっこ」
の部類でしょう。
だからといって、世間は
「しょうがないよね」
と甘い顔はしてくれません。
キャリア1年も30年も関係なく
同じ土俵で戦います。
ただ、税理士という大きなカテゴリー
が同じでも、全くおなじ土俵で戦う
必要はありません。
自分の色を出せば良いのあって。
まあ、この色を出すのが難しいのですが…
- 自分で気づけない
- 気づいていても出せない
- 出したいと思っても出し方がわからない
世の先輩税理士の方々も、
順風満帆のように見えて、
それはそれで見えない苦労をされています。
時代の変化を味方につける
岩下忠吾氏、金井恵美子氏、山本守之氏。
税理士なら一度は聞いたことのある
業界の重鎮です。
それぞれの方が、
「わたしが『ひよっこ』だったとき」
として特集記事を執筆されています。
独立も古い方なら昭和40年代。
私がぼちぼち生まれる頃。
PC、スマホ、ネットはもちろん、
FAX、コピー、メールもない時代です。
自宅で開業し、
- 外出中の電話は母親が取り次ぐ
- 申告書はカーボン紙で複写して控えとする
- 計算はそろばんで
- 貸借が合わないのは日常茶飯事
- そろばんの腕が効率化のカギ
- 決算書の仕上げはタイプライター屋へ外注に出す
- 繁忙期の5月はタイプライター屋も混雑
- なのでGWには決算書を仕上げる
- そこから始まる申告書の手書き
- 前期繰越なんてない
- 会計からの連動なんてあるわけない
そんな時代です。
それでも、無いのが当たり前の時代なので、
与えられた武器で戦います。
脱記帳から自分の色を出す
前出の先輩方に共通するのは、
記帳作業に多くの時間をとられた時代に
自分の色を出すべく次の一手をとって
いたことです。
- 講師
- 執筆
- 講演
など。
それぞれが自分の特徴を出しています。
だからといって、皆が最初から上手く
出来たわけではありません。
汗をかき、恥をかき、苦労して
これまでのキャリアを築いてきました。
変わってIT到来の今の時代、税理士業務は
大きく変わりました。
クラウドで記帳作業は効率化されました。
記帳で仕事をした気になっていたら
そのうち仕事はなくなります。
クライアントの良き参謀であることは
当然として、次の一手で自分の色を出します。
色は簡単に出ない。出ない色を出す努力を重ねているか?
色はそうそう簡単には出ません。
だから、種は多めに蒔いておきます。
そのうち一つでも育てばいいのですから。
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<編集後記>
4時10分起床後ルーティン
午前中、法人決算作業、とあるセミナー申込
午後から、ブログ執筆
親から「いつからお盆休み?」と聞かれました。
土日も含めて毎日同じ動きなので、
お盆も何もありません(^^)/
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