異なるデータも「2軸グラフ」で見やすくなる。Excel入門<No 210>
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百聞は一見に如かず
これまで決算報告と言えば、「決算書」「申告書」を、お客様に見てもらいながら、数字を順を追って説明し、最後に税額を伝えるというスタンスでした。
お客様側からすると、その場で何となく理解していても、すぐに忘れてしまうこともあるでしょう。
そして、後から資料を見返しても、ピンとこないかもしれません。
今回、Excelグラフを利用することで、後からみても理解しやすい資料作成を試みました。
異なるデータも「2軸グラフ」で見やすくなる
たくさんグラフを作っても、お客様が消化出来ずに、こちらの自己満足で終わってしまうこともあります。
なので、グラフはA4用紙1枚にとどめます。
今回、Excel初心者の私でも出来た「2軸グラフ」を作ります。
2軸グラフには、
- 棒グラフと折れ線グラフなどの組み合わせや
- 異なる単位の2つのグラフの組み合わせ
などがありますので、棒グラフと折れ線グラフを使って、「売上」「利益」「利益率」のグラフを作ります。
年度・売上・利益を入力
まずは、Excelを開いて年度・売上・利益のデータを入力します。
利益率は、算式を入れて計算します。
28年度であれば、「H6」のセルに、=SUM(H5/H4)といれます。
そのままだと、0.217983となるので、数値をパーセント表示に変更します。
グラフの作成
1、グラフの対象となる数値をドラックで
範囲指定します。
2、「挿入」タブの「グラフ」から
「複合グラフの挿入」をクリックした後、
「集合縦棒・第2軸の折れ線」を選択します。
3、すると、2軸グラフが表示されます。
グラフの左側に「第一軸」の棒グラフの単位が表示され、右側に「第二軸」の折れ線グラフの単位がパーセントで表示されます。
グラフタイトルは、適宜変更します。
通常、2枚のグラフに分かれる数値も、2軸グラフだと1枚ですみます。
見る側の立場になる
会計ソフトにも便利な機能がたくさんついていますが、説明する側の立場にたったものが多いように思います。
今後も、会計に強くない人でも一目でわかるグラフ作りを心がけたいです。
<編集後記>
4時35分起床後、ルーティン
午前中、マイナンバー管理、個人決算申告、償却資産申告書
申告書控え返却、資料整理
午後から、ブログ整理、ブログ執筆
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