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生き方

就職・転職に失敗すると自分フィルターが見つかる<No 1390>

yujiro

)過去の「今年の漢字」

Contents

失敗は若いうちにやっておく

先日、ニュースを見ていたら、学生時代に内定をもらった会社の最寄り駅が映っていました。

京都の丸太町にある、とある企業。

社長面接で、留学先サンディエゴのショッピングモールの話で盛り上がり、そのまま内定をいただきました。

そのとき、妻から、「ここに就職していたら税理士になってなかったね」と。

私は逆だなと。

このスーパーに就職していても、いずれは今の道に進んでいたでしょう。

現実は別のカラオケ会社に勤めることになり、1年働いて辞めています。

スーパーであれ、カラオケ会社であれ、自分のやりたいことがそこになかったから、今の道を見つけることができました。

新卒での就職は人生唯一のボーナスではあるのですが、中途半端なボーナスだと、本意でない人生を歩むことになります。

故に、若いうちの失敗は、やっておいたほうがいいというのは持論です。

就職・転職に失敗すると自分フィルターが見つかる

新卒でやりたかったことは、英語を使い、海外勤務、それができる商社で働くことでした。

とはいえ、第2次ベビーブームで人が大いのに、バブル崩壊。

本当に優秀な人には関係なくても、私のような凡人には厳しい就職活動となり。

結果、早々に内定をもらったカラオケ会社に就職。

そこで、昼夜逆転する生活で心身ともに疲れ、次の道へ進むことを決めました

やりたくないことがわかる

社会に出る前に、どんな仕事をしたいと言われてもわからない人が多いでしょう。

25年前はネットが出て間もない時期でしたので、ブログもSNSもなく。

そこで働く人のなまの声を聞く機会はほぼありませんでした。

時代が変わり、情報量は増えました。

ある程度の知識を身につけることはできますが、その情報はあくまでも他人の意見。

自分の経験でないので、その仕事が自分に合っているのかどうかはわかりません。

となると、「えいやっ」で決めた仕事に就いてみるしかありません。

それで、自分に合ってる仕事なら儲けものぐらいに考えていたほうがいいでしょう。

そうでないなら、真剣にその後の人生を考えるものです。

私がそうでした。

新卒で就職したその月から、「次は何をしようか?」と考えていたものです。

すぐに簿記2級の勉強をはじめ、経理の道へ進もうと過ごしていました。

カラオケ会社でわかったことは、

  • 日々、クレームの職種は神経をすり減らす
  • 昼夜逆転のしごとは、家族円満になりづらい
  • 年寄りと若年層だけの会社は、できる中年層に見放された結果
  • 感謝されない仕事は続きづらい
  • 不規則な仕事は年齢が上がるとつらい

といったこと。

次の職場はこれらの影響が極力少ない職種・業界を選ぶことに決めました。

しかしながら、次の業界でも別の悩みが生じます。

今、自分にできることがわかる

実際に社会にでると、自分の得意なことと、そうでないことがわかります。

私の場合、必要でない人にモノを売るのは合っておらず。

逆に、

  • アフターサービス
  • 教えること
  • 感謝されること
  • 事務系のしごと
  • モノを揃えること
  • キチンと整えること
  • 後ろから支えるしごと

のほうがやって楽しく感じていました。

これらを見ていると、どれも今自分がやっていることに重なります。

そうして、考えたのが経理でした。

ちょうど、学生時代に簿記3級をとっていたので、資格の先に職があり、イメージしやすかったのもあるのでしょう。

自分に足りないことがわかる

とはいえ、やりたいことが見つかっても職に就かなければ食べてはいけません。

幸い、今なら職に就かなくても独立できる時代になりました。

職に就くのであれ、独立するのであれ、食べていくために、自分のどんな能力が使えて、どんな能力が足りないのか模索します。

私の場合だと、「3級より2級がいいだろう」と簿記を続け、更に、「経理にはPCの知識がいるだろう」とワープロと表計算の検定を受けました。

やりたいことをやるために、

  • 自分にあるモノを見つけ出し
  • 自分にないモノを取りに行く

行動は死ぬまでの永遠のテーマでしょう。

これができている人がイキイキしているように見え、できてない人が惰性で生きているように見えてきます。

経理職を探しながらも、結果、税理士事務所に勤めることになり、そこから税理士というゴールを目指すことになります。

仮に、一般企業の経理職に就いていれば、税理士について深く考えることはなかったでしょう。

中途半端な成功より「失敗」のほうがパンチがある

今の道に来れたのは、最初の就職が心地の良い職場でなかったから。

仮に、心地の良い職場だったら、次の道を探すこともなかったでしょう。

失敗なくして今の生き方はないでしょうし。

そう考えると、失敗は中途半端な成功以上にパンチがあります。

<編集後記>
12月27日月曜日
4時30分起床後ルーティン
インデックス投資のリバランス。
攻めの姿勢が強かったので、国内債券を入れてみました。
年末調整、給与支払報告書、HPのお申し込みページを改善。
カラダのメンテナンスで整体へ。

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