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どの「支出」をどの「経費」に入れるのか。フリーランスの経費の分け方<No 649>

yujiro

)ゴミの分別はしっかりと

 

 

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進行具合で質問も変わる

2018年も残すところあと20日余りとなりました。

フリーランスの方は年々増えているので、「来年初めて申告する」方もいらっしゃるでしょう。

新規のお客様や記帳指導の方の状況を見ていると、

  1. 直近までキチンと帳簿を付けている
  2. 全く何もやっていない

のいずれか2つにくっきり分かれます。

これも皆さん性格なのでしょう。

おもしろいことは、前者の方が「どの支出をどの経費に入れるのか」をよく聞かれるのに対して、
後者の方は「経費の可否」についての質問が多いことです。

まぁ、進行具合からいけば質問もそうなるのでしょう。

 

 

どの「支出」をどの「経費」に入れるのか

結論から言うと、経費の名目と支出の内容が大きく異ならない限り
どの支出をどの経費に入れても問題ないと思っています。

もちろん、事業上経費になる支出であることが前提ですが。

それよりも、自分が過去のデータと比較するときに見やすいよう
一度決めたらコロコロ変えないことが大事です。

要は、対税務署や銀行よりも対自分です。

 

ガソリン代はどこに入れる?

私がしっくりくる順に並べると、

  1. 車両費
  2. 燃料費
  3. 消耗品費
  4. 旅費交通費

となりました。

公衆浴場や工場など、ガソリン代とは別に動力に多額の燃料がかかるなら、
それらは燃料費とし、ガソリン代は車両費として分けておく方がわかりやすいです。

消耗品費や旅費交通費だと、他の経費とごっちゃになってしまうので、
結論、車両費か燃料費でいいでしょう。

 

機械や器具のメンテナンス料は?

工場の機械や飲食業の大型冷蔵庫など、定期的なメンテナンスを受けたときの支出は
どの経費に入れるのか。

これも、しっくりくる順に並べてみると、

  1. 保守点検料
  2. 保守費
  3. 修繕費
  4. 保守管理料
  5. 維持管理料

となりました。

故障がなくても毎月支払ってるなら、

  • 保守費
  • 保守管理料
  • 維持管理料

あたりでしょう。

実際に、作業員が現場に来たら「保守点検料」、そこで、作業を行ったら「修繕費」。

まぁ、正解はないですが、自分がしっくりくる経費を作りましょう。

 

保険料の取り扱い

意外とややこしいのが保険料です。

理由は、事業の経費になるものと、生命保険料控除や社会保険料控除など、
申告書で差し引く2つの種類があるからです。

前者は、事業用営業車の自動車保険、自賠責、店舗の火災保険など、
事業の運営上必要な保険料の支出です。

対して後者は、自分や家族のカラダに対する生命保険や社会保険などの支出です。

 

雑費はなるべく使わない

売上がそれほどでもないのに雑費が多いと、「なんじゃこりゃ?」と見られます。

そのために、

  • 雑費は極力使わない
  • 自分独自の経費をつくる

ようにしましょう。

私の場合だと、セミナー自主開催の運営にかかった支出は「セミナー諸経費」、
ソフトの更新料やホームページの運営にかかった支出は「IT利用料」としています。

 

 

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一度決めたらコロコロ変えない

最初にも言いましたが、経費の名目と支出の内容が大きく異ならない限り
どの支出をどの経費に入れても問題ないでしょう。

大事なことは、自分が過去のデータと比較するときに見やすいよう
一度決めたらコロコロ変えないことです。

勤務時代、経費一覧表はよく作っていました。

 

 

<編集後記>
4時40分起床後ルーティン
午前中、読書、HPカスタマイズ、お客様宅にて記帳指導
午後から、ブログ執筆

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