利益を上げて、お金を残すためにやるべきこと。その在庫は適正か?<No 763>
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利益を上げて、お金を残す
独立したら、仕事を受けて利益を出さなければ食べてはいけません。
この「利益」を出すためにやるべきことは、
- 売上を増やして
- 経費を減らすこと
- 顧客の数を増やす
- 単価を上げる
- 購入頻度を上げる
今日は、「在庫」についてお伝えします。
在庫は適正か?
在庫とは?
モノを売る商売だと商品の仕入れが必要になります。
仕入れた金額が費用となり、
売った金額が、売上となり差額が粗利益です。
ただし、仕入れた金額のすべてが費用になるわけではありません。
その年度に使っていない商品は、在庫として仕入れから除外しなければいけません。
この作業のことを棚卸しと言います。
棚卸し(たなおろし)とは?
日本がサッカーW杯に初出場した1998年の夏、
私は営業職を辞めてバイトをしながら簿記2級の勉強をしていました。
ローソン各店舗に4人編成のチームで向かって、
在庫の棚卸しをするという仕事でした。
店舗の商品をひたすら数えて端末に打ち込みます。
食べるために選んだバイトでしたが、
- バイト同士の会話がない
- ダサいジャンパー
- 薄給
が理由で辞めました。
いや、記憶を辿ると違います。
仕事で訪れた店舗のオーナー夫人との立ち話で見初められ、
オーナーから名刺を渡されて、そこで働くことになったのです。
そのまま1年以上そのお店のお世話なり、
25歳の事務所勤務デビューまで働きました。
推された店長の話はお断りしましたが、
それでも、時給とは別に月3万円の手当を付けてもらったことは嬉しかったです。
プー生活のなか、人に必要とされることが心に滲みました。
期末在庫の棚卸し
仮に、売上が10としたときに、
売上 10−仕入れ 7=粗利益 3 とはなりません。
費用になるのは実際に売れた商品の原価(仕入れ価格)なので、
売上 10−売上原価 8=粗利益 2 となります。
この場合、売上原価の計算は、
期首在庫 3+ 仕入れ 7 − 期末在庫 2=8 となります。
過剰在庫で利益はあるのにお金がない
在庫が適正でないと、お金の流れが滞ることになります。
というのも、在庫は本来カタチを変えながらお金へと進化するのですが、
在庫が在庫のままである、いわゆる「過剰在庫」であれば、
利益があるのにお金がないという事態に陥ります。
つまり、商品購入時にはお金を払ったけど、
そのお金を売上として回収できていないということです。
過少在庫ならいいのか?
逆に、在庫がほとんどない状態は、お金の流れとしては良いのですが、
時に、ワザと在庫を減らすことがあります。
税金を払いたくないときです。
こういった場合、税務調査では高い確率で突っ込まれます。
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意外と多い「在庫」論点
在庫で書けるネタって少ないかなと思いきや、
書いてみると意外とありました。
おかげでいい勉強になりました。
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<編集後記>
5時05分起床後ルーティン
午前中、個別相談受付、日本公庫書類送付、ブログ画像修繕、5月分自分の経理、
adquicktag修繕、デザイン百貨店で名刺作成・発注、
キャッシュフローコンサルティング仕込み
午後から、ブログ執筆
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