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会社勤務か事務所勤務か。税理士になるまでのあり方<No 1094>

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自分で選ぶ税理士までの道

税理士として独立するには、試験に合格するか大学院で学ばなければなりません。
(税務署に勤めるということもありますが)

そして、合格までの道のりは険しく、それなりの時間がかかります。

早くて、5年。7年から10年で普通。

私はそれ以上の時間がかかりました。

その間、どうして過ごすかというのは将来に少なからず影響します。

税理士事務所(または法人)で勤務する、あるいは事業会社で働きながら試験に合格する、
というのがオーソドックスなルートでしょう。

私は事業会社で営業を経験した後、税理士になるまで事務所勤務を続けました。

この間、合格できないときが一番つらいのですが、それ以上に給料が少ないのが精神的にこたえていました。

税理士業界の給与水準はおしなべて低いといわれています。

正社員でも250から350。

それ以上もらえる場合は、ある意味ブラックに近い雇用環境であったり。

パートでも正社員並みの働き方であったり、担当を持たされたりというのも聞きます。

もちろん、世間並みの給料をいただき、残業なしで学校も通わせてくれるという事務所もあるのでしょうが、身近な人でこういった方に出くわしたことはこれまでありません。

会社勤務か事務所勤務か。税理士になるまでのあり方

事務所勤務

事務所勤務の場合、昔ながらの丁稚奉公で、働かせてあげているという空気感が未だにあります。

労働して、その対価を受ける。

本来なら50/50な関係なのですが、実際のところ働く側も働かせてもらっているという思いがあります。

長年働き続けても給料に変わりはなく、それでいながら年々重たい仕事を持たされ、担当の件数も増えていく。

ここで、きちんと定時に帰り学校へ通い税理士になるという気持ちを忘れずに貫くことができればいいですが、そうそう毎年合格できるものではありません。

モチベーションが維持できず、残業代や職場への貢献を考えて仕事に力を入れてしまい、
最終的には試験からドロップアウトしてしまうこともあるでしょう。

番頭として、それなりのポジションに付ければいいですが、所長の代が変わればいつ切られるかわからないというリスクはあります。

税理士になることが難しい理由は、試験に合格することが難しい以前に、勉強する環境を維持することが大変困難だということです。

そういう意味では、税理士になるには地頭の良さよりも(あればあったに越したことはなく)、
初心貫徹する鉄の意志が必要なのかなと。

私は100%後者です。

会社勤務

事業会社で働くと、それなりの給料をいただけ、ある程度の雇用環境が守られています。
(そうでないところもありますが)

事業会社で働きながら税理士を目指す方にとって不安なのは、「実務経験が学べない」の一点ではないでしょうか。

独立したいけれども実務経験(資格に必要な2年ではなく、本当の意味での経験)がないので、資格はあっても独立に踏ん切りをつけることができないこともあるでしょう。

それなりに安定した環境を手放して、年収ダウン覚悟で事務所勤務に移るのか。

私はあまりお勧めしません。

というのも、ダウンした年収を、「やりがい」という気持ちでカバーするのは、1年や2年ならいいですが、それ以上に長い期間を費やしてしまうとドロップアウトする恐れがあるからです。

そこは柔軟に、嫌だと思ったらまた別の事業会社へ転職するというのも一つの手でしょう。

昔と違って転職に悪いイメージはないですし、そこで得るものはなくキャリアアップしたと思えば。

極論、事務所勤務の経験がなくても(なにかしら2年の実務は必要ですが)、独立してから学べばいいと思っています。

ネットがない時代は情報が外に出てこなかったので、事務所に入ってしか学べなかったという側面がありますが、今は違います。

ネットで多くの情報が出ていますし、税理士向けに税理士業務を教えるサービスはたくさんあります。

こうしたサービスをうまく使えば、実務経験がなくても見よう見まねでなんとかやっていけるものです。

将来やるかどうかわからんことよりも、実際に依頼があってから学ぶというものありでしょう。

<編集後記>
昨日の水曜日
4時45分起床後ルーティン
午前中、ブログ執筆
午後から訪問して税務&CFコーチング

台風は来るし、トライアスロンが開催されるかどうか。
税理士試験同様、万全の状態ではないなかで、どれだけやれるか。
練習したことしか本番では出せません。

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