ひとり税理士は誰に聞く?少数派なりの戦術<No 1556>
<セミナー・コンサルティング情報>
)MEGADETHの新譜。「The Sick, The Dying… And The Dead!」
スラッシュメタルは、ヘヴィメタルの少数派。
メガデスは、そのヘヴィメタルの外れ値ポジションで成功。
Contents
ひとりをキープは、少数派のなかの少数派
税理士として独立して6年近く。
人を雇うことなく、これまでやってきました。
ひとりでやっていると、わからないことを聞ける上司や同僚・部下や後輩はいません。
勤務時代に勤めていたボスに聞ける人もいるでしょうが、良好な辞め方でなければ無理でしょう。
私の場合、辞めるときに退職金をいただけましたし、開業したときはお花をいただいたので、悪い辞め方ではなかったのかなと。
それでも、退職してから前職のボスに聞いたことは一度もありません。
聞きたいけど、聞けないといったことではなく、聞けることがなかったのです。
今、税理士登録して勤務を選択する人が8割で、独立する人は2割り程度。
この2割のうち、人を雇って拡大するのが王道で。
ひとりをキープするのは、さらに少数派です。
少数派のなかの少数派は、少数派なりの戦術がいります。
少数派なりの戦術
勤務時代は、事務所内でわからないことがあれば、最寄りの税務署へ聞きに行ってました。
(普通に)
事務所の人間だとわかると嫌な顔をされるので、そのうち、一般人を装って聞くようになりました。(極力、専門用語は使わないようにして)
勤務時代、このあたりのことをよく知らなかったのですが、独立してから現役国税の人が「税理士が聞きにくるな」と話しているのを聞いて、はじめて国のスタンスを知りました。
税務署側からすると、「お客さんからお金をもらっているのなら、自分で解決しろ」といった気持ちなのでしょう。
確かに、そうではありますが、税務調査で問題にならないよう、事前にお墨付きをもらいたいのがこちら側の人間。
ただ、例え、税務署でアドバイスをもらえたとしても、それが調査時の印籠になるわけではありません。(もっとも、局クラスからの書面回答は別として)
そんなわけで、ひとり税理士がイチから独立した場合、聞ける場所を見つけるのはそれなりに大変です。
ひとり税理士が聞ける場所
拡大思考で、仕事をどんどん増やしていくと、わからないことに遭遇する確率は高くなります。
確率が高くならないように、ひとりを選んでいるわけではありませんが、結果的には自分の身を守ることに繋がっています。
それでも、独立したてだと、聞きたいことが結構ありました。
そんなとき、私が利用したのは、
- ググる
- 書籍を買う
- 有料セミナーを受ける
- メールやコンサルティングなど有料相談で聞く
- 同業のコミュニティーで聞く
- 自分の過去記事
- 〇〇相談室
- 〇〇研究センター
あたりです。
やったことがない仕事を依頼されたときの対処法<No 1529>
開業当初、1と2で8割り程度のことは解決しました。
残りのうち、専門的なことは5や6を利用し、経験がモノをいいうことは3のコミュニティーで聞きました。
それでも、わからずに困り果てたということは1度もありません。
自分が救われたコミュニティー
私の場合、運が良かったのか、同業のコミュニティーに参加することができましたが。
独立したてで、こういったコミュニティーを見つけられない人もいるでしょう。
不特定多数の人が見られるSNSで話す内容ではありませんし。
独立当初、自分が救われたコミュニティーを、今度は自分が立ち上げてみました。
独立予定のかたも参加できます。
<編集後記>
9月1日木曜日
4時起床後ルーティーン
請求書発行、月初自分の経理、You Tube撮影・編集・アップ予約。
午後から、市民プールでスイムのコーチングを受ける、帰宅後にブログ更新。
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