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税理士業

動き出す前に「正解」を探しても見つからない。税理士の「ブログ」と「セミナー」の相性<No 581>

yujiro

)モンスレー 梅田 新阪急ホテル

 

 

Contents

やっていけるかどうか

独立してやっていけるかどうかは
実際、やってみないとわかりません。

「本にこう書いてあったから」
「セミナーでこう言われたから」
と上手くいかない理由を他人のせいにするのなら、
そもそも独立は向いていないでしょう。

やると決めたら、とりあえず走り出す。そして、走りながら考えます。

 

 

動き出す前に「正解」を探しても見つからない

今思えば、私の場合、独立しやすい環境が揃っていました。

  1. 事務所が解体した
  2. 限りなく薄給だった
  3. お客様がついて来てくれた

1 事務所が解体した

転職するか自分でやるかの二者択一です。

既存のお客様を抱えたまま転職したら、お客様は転職先の事務所との契約になります。

そうなると、料金の変動に事務所とお客様の双方が納得できるかという問題と、
次に自分が独立したときにスムーズにお客様を引き継げるかという問題がありました。

 

2 限りなく薄給だった

これが一番大きな要素でした。

年齢相応の給料をもらっていたら、恐らく独立を先延ばししていたでしょう。

  • 相続専門事務所で学びたい
  • 国際税務を学びたい
  • 顧問先件数があと〇〇件増えてから
  • 想定売上1千万円を超えてから

など、理由を探せばいくらでも見つかります。

人間、自身の境遇が恵まれていれば、誰しも現状以下に落ちたくはありません。

その上、世間体もいい事務所を構え、それなりの件数とそれなりの売上を
最初から維持したい。

こうなると、独立はどんどん伸びていきます。

 

3 お客様がついて来てくれた

結局、担当先の3分の1程度のお客様がついて来てくれました。

勤務時代、担当先の売上高に対して自身の給料は5分の1程度、
20%くらいでした。

独立すると、件数は減っても、自身の取り分は20%から100%に増えます。

1 ✕ 1/3 ✕ 5倍 = 1.6倍

 

勤務時代に比べて労力は3分の1以下となりましたが、逆に収入はアップしました。

ただし、このまま動かなければ仕事はそのうち枯渇していきます。

 

動き出す前に「正解」を探しても見つからない

独立してから、常に危機感を持っています。

それは、既存の売上がいつなくなるかわからないという思いがあるからです。

だから毎日、仕事になりそうな種を巻いています。

ただ、所詮はひとりでやることです。

毎日、新しいサービスを出し続けることは出来ません。

実際、独立してから初めてのお客様は、
リアルからは独立後4か月後、ネットからは7か月後でした。

私の場合、ブログは独立する半年前から書いていましたし、
HPは独立と同時に完成させていましたが、
それでもこれだけの時間がかかっています。

それでいて、新しい仕事がコンスタントにあるわけでもありません。

故に、思い立ったら何でも試して、手応えがないなら仕切り直します。

相続がやりたいと、相続セミナーを受けて相続診断士にもなりました。

そこから、相続セミナーを自主開催しましたが、その後が続きません。

このブログを読んでいる方を上から並べると

  1. 25歳から34歳が約4割
  2. 35歳から44歳が約3割
  3. 45歳から54歳が約1割

親の相続を考え出すのは早くても40代でしょう。

そうすると、ブログ読書と相続セミナー参加者とはズレがあり、
相性は悪いと判断しました。

ただ、ネットから依頼が来なくてもリアルで来た依頼に対応できるよう技は磨いておきます。

その点、「税理士受験セミナー」や「ひとり税理士の生き方セミナー」に参加される方は、
ちょうどブログ読者層の上位とかぶっています。

結局、やりたいことを発信しても、
必要としている方に届かなければ仕事にはなりません。

何が受け入れられて、何が受け入れられないのか。

それが事前にわかれば誰も苦労はしません。

やると決めたら、とりあえず走り出す。そして、走りながら考えます。

これの繰り返しです。

 

 

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<編集後記>
1時15分起床後MIT
1時43分からルーティン
3時01分から6時50分まで仮眠
午前中、仮決算分析、新たな仕込み
午後から、ブログ執筆、15時から娘の発表を見に保育所へ、帰宅後ブログの続き

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