速読しない私が本を速く読めるようになったわけ<No 1020>
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いつか来る確変モード
独立後、続いていることの一つが読書です。
税理士になるまでは、試験のためのテキスト・理論、論文のための書籍・判例評釈・論文だけを読んでいました。
なので社会に出てから、雑誌やビジネス書を読む余裕はありませんでした。
そのためかゴールが見えてきたころから、未読のジャンルが読みたくてうずうずしていました。
2016年3月、試験と論文から開放されたのを機に本を読み始めます。
ジャンルは問わず、とりあえず気になったものから手当たり次第に読みました。
- タイトルに惹かれた
- 表紙のデザインが良かった
- 帯に惹かれた
- 元々、興味のある内容だった
一つでも引っかかるところがあれば手にとって買いました。
この頃から読書は投資と考えるようになったので、書店で5、6冊いっぺんに買うこともありました
独立して通勤がなくなり、今はほとんどメルカリで(なければAmazonで)買っています。
月の目標を10冊と決めていましたが、繁忙期になると目標に届きません。
元々、速読をしない(できない)私でしたが、先月あたりから確変モードになったかの如く
突然速く読めるようになりました。
目的を考えてから読む
これまで速読のセミナーや講座などに通ったことはありません
速読の本を何冊か読んだことがありますが、フォトリーディングはできません。
そんな私ですが、ページをめくるスピードが格段に速くなったのです。
アウトプットに繋がることを拾う
これまで本を読むときは、最初から最後まですべての文章を律儀に読んでいました。
ところが、年間100冊程度を4年読み続けていると気が付きました。
(遅いですか)
読後、記憶として残り、実際にアウトプットに繋げたことは1冊の本につきごく僅かということに。
しかも、読んだ内容はほとんど忘れています。
(これを補うために読書メモをとって、(読書とは別に)毎日1冊分のメモを見ていますが)
大事なことは、アウトプットに繋がることだけを拾い読みする。
とはいえ、貧乏性の私のなので、アウトプットに繋がらない箇所をすべて飛ばすわけではありません。
緩急を付けて読むのです。
アウトプットに繋がるところは目とアタマで、繋がらないところは目だけで斜めに読みます。
人の名前を飛ばす
訳書を読んでいると、外国人の名前がずらずらと書かれていることがあります。
今後知っておいた方が良いと思う人は記憶に入れますが、そうでなければスルーします。
律儀に名前を読んだところで、後々覚えていません。
細かい説明を飛ばす
人名と同じく、カッコ書きの細かい説明も飛ばすします。
これは、税理士試験の理論と同じです。
最初からカッコ書きの中もすべて覚えるのは大変なので、カッコ書きは飛ばして覚えていました。
(試験だと、最後はすべて覚えますが)
マニアックな内容に興味がなければ躊躇なく飛ばします。
知っている内容を飛ばす
ビジネス書を読んでいると、結構な頻度で同じ内容の事が書かれています
- マズローの欲求五段階の解説
- ウォーレン・バフェットの流儀
- ダニエル・カーネマンの学説
原書があって、それに対する著者の意見が述べられています。
解説文はさっと流して、著者の考え方だけを読みます。
こうしたことを繰り返していると、ページをめくるスピードが速くなります。
初めてのジャンルを読む時は、かなり時間をかけて読みますが、同じジャンルの本を続けて読むうちにかかる時間は徐々に短くなっていきます。
読む前に、その本を読む「目的」を決めてから読み始めると、必要なところだけが目につく(脳に引っかかる)ようになります。
いわゆる、カラーバス効果です。
<編集後記>
4時55分起床後ルーティン
前日の面談議事録作成、休業要請外支援金申請書類作成、社会保険の問い合わせ
午後イチ、雨雲を避けてバイク12キロとラン5キロ。
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