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終わる交換か?始まる交換か?理由なきもらう行為はリスク<No 1465>

)世界は贈与でできている

関係性に対するお返し

「奢ってもらう」「ごちそうしてもらう」

若い頃であれば、友達同士で普通にしていることでした。

バイト代がなく、給料日までじっとしているところを、お金のある友達が奢ってくれる。

今回は奢ってもらったから、次の機会は自分が払う。

そんな関係性がどこにでもありました。

奢った側は、普段から仲良くしている友達なので、奢り返してもらうことを考えていないこともあるでしょう。

こうしたやり取り、大人になってからだと、面倒になることがあります。

理由なきもらう行為はリスク

本来、「奢る」という行動は、普段から世話になっている人に対しての感謝の意味を込めてのこと。

すでに自分が受けた好意に対する反対給付が、相手に対する「奢る」という行為。

言ってみれば、「好意」と「奢る」の交換です。

ここで、「奢る」側が、交換ではなく、一方的に奢る行為を贈与として送っているのならどうなるでしょう。

贈与であるなら、反対給付を受けるつもりは無いから、そこで完結します。

厄介なのは、奢った本人には贈与の意識はなく、自分の奢りがあくまでも、これから始まる交換だと思っていたら。

奢った本人は、将来的ないつの日か、相手から奢り返してもらうことを待ちわびています。

ここでは単純に「奢る」という表現を使いましたが、

  • サービスを提供する
  • プレゼントする
  • 金銭を渡す

なども同様です。

もらった側は、チャラだと思っていても、将来的に負債を背負っているとは思いも寄りません。

こうしたことが大人の世界では起こり得ます。

終わる交換か?始まる交換か?

仮に、奢ってもらうのであれば、その理由を明確にしておいた方がいいでしょう。

終わる交換なのか、これから始まる交換なのか?

自分が奢ってもらう立場の場合、これから始まる交換だと、将来的に負債を背負うことになるので、それは避けたいところです。

これを回避する方法は3つあります。

仕事として請け負う

一番いいのは、仕事をして請け負うことでしょう。

モノを売ったり、サービスを提供して、その対価としてお金をいただく。

等価交換なので、負債を背負うことはありません。

どちらかが、等価でないと感じたのであれば、次は依頼しない、次は受けなければいいだけです。

反対給付を望まない

自分がすでに受けた好意に対する、相手に対しての奢りであれば交換になるので問題ありません。

受けた好意がないにもかかわらずにする、一方的な奢りに対しては贈与と思い、反対給付を望まないこと。

返済してもらえる可能性が低い貸付なんかはこれでしょう。

「あげたと思ったほうがいい」とは言いますし。

仕事でもない限り、相手がなにか返してくれるとは限りません。

こうして言葉にすると冷たいですが、仕事でなくとも、自然と持ちつ持たれつの関係性が出来上がっているのが友人と言えるでしょう。

理由のない交換は受けない

学生の頃だと普通だったことが、大人になるとそうではなくなります。

色々な考えの人がいるので、自分の常識が通じないことも多く。

人間、こうした失敗を何度かすると学びます。

大した関係性がないのに、便宜を図ろうとする人には何かあると。

解決策は、理由なき交換は受けないこと。

そして、そうしたところに近づかないこと。

この2つを意識するだけで、リスクは回避できます。

今回、あえて、言葉にしづらいことをネタにしたのは、こちらの本を読んだからです。

世界は贈与でできている――資本主義の「すきま」を埋める倫理学 

贈与と交換の違いについて、わかりやすく書いています。

哲学的な言い回しのところは、やや難しく感じましたが。

若い頃の失敗が、どういうメカニズムで生じたのか、これを読んで納得できました。

「自然と気づく」までの代償

誠意のある交換であれば、自然と気づくものです。

そうでなく、便宜を要求される交換も、自然と気づくものです。

そこの境地に至るまでの代償はありますが‥

<編集後記>
4月18日月曜日
6時00分起床後ルーティン
法人税務ミーティング準備、整体でカラダのメンテナンス。

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