サブスクリプションを「使う側」から「提供する側」へ<No 1069>
<セミナー・コンサルティング情報>
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これまで定額課金できなかったモノ
モノの買い方にもいろんな形があります。
代金を払って権利を買い取る。
あるいは、買わずに借りる。
この「借りる」、昔は「レンタル」「リース」「賃貸」と言われていましたが、
今はサブスクリプションなる新しい「借りる」が流行っています。
サブスクリプションは、一定期間同じ料金を払うことで継続して利用できる定額課金サービスです。
定額課金は、昔からありました。
では、昔と今と何が違うのか?
実際のところ、よくわかりません。
おそらく、最初にはじめた人は
- 従来の「借りる」イメージを払拭したかった
- 新しい横文字で、かっこよさを定着させたかった
のだと思います。
しかし、言い方を変えただけだど、新鮮味がないので、
これまで定額課金できなかったモノ
を対象に選んだ。
- KINTO→クルマ
- Airクロゼット→服
- ソフトウェア
自分が利用しているサブスクリプションを挙げ、その実用性について考えてみます。
サブスクリプションを「使う側」から「提供する側」へ
自分の口座から毎月落ちているものを挙げてみます。
- 電気・ガス・水道
- 固定電話・インターネット
- 携帯電話
- 生協
- ブログ・HPサーバー利用料
- 社会保険料
- つみたてNISA
- iDeCo
- NHK
- 生保
- 自転車保険
- Evernote
- Microsoft 365 Personal
- 有料メルマガ
- 日経
- クラウド会計ソフト
このうち毎月定額であり、かつサービス利用の対価として支払うものは、
- ブログ・HPサーバー
- Evernote
- Microsoft 365 Personal
- 有料メルマガ
- 日経
- クラウド会計ソフト
くらいかなと。
NHK受信料はサービス利用料ともとれますが、強制なので税金と判断します。
ブログ・HPサーバー
自分でブログを運営する場合、サーバーを借りなければなりません。
アメブロなど他社運営のブログとの大きな違いは、独自ドメインをとれるかどうか。
(@以下の文字)
サーバーを契約し独自ドメインがとれると、運営会社の動きに影響されることはありません。
(営利目的がダメだとか)
当初のサーバーは、さくらインターネットでしたが、動きが重たくなったので、
ブログもHPもエックスサーバーに変更しました。
さくらの場合、ブログとHPで二つ契約しましたが、エックスサーバーだと一つの契約のなかで、
ブログとHPそれぞれのドメインを取ることが可能です。
月額利用料は1,100円(年間13,200円)です。
ブログもHPも自分で運営しているので、払っているお金はサーバー代だけです。
(時間はそれなりにかかっています)
クルマや服のサブスクリプションであれば、短い期間でやめることも可能です。
サーバーの場合、他のサービスに変えるとなると、契約の変更は単純ですが、
ブログやHPのデータの移行が煩雑です。
失敗してデータが飛んでしまうリスクもあります。
そういう意味で、サーバー選びは慎重になったほうがいいでしょう。
Evernote
Evernoteは、プレミアムから始めて、今はビジネスを利用しています。
ビジネスに変えたのは、ノートブックの数が上限を超えたから。
Evernoteビジネスへ、プレミアムからのアップグレード<No 132>
プレミアムからビジネスへ変えると、プレミアム時につくったノートやノートブックはそのまま残ります。
変更後、アカウントの切り替えは簡単です。
相互間でノートの移動も右クリックで行えます。
Evernote Businessは、1,100円(月額)です。
ビジネスへ移行後、個人アカウントの料金は発生しません。
年間にすると13,200円ですが、私の書庫がわりになっているので契約は外せません。
365日使わない日はないので、私の心臓部分と言っても過言ではないでしょう。
仮に、Evernoteを13,200円で買い取りできるなら、ヘビーユーザーにとっては安いものです。
しかし、これから始める人にとっては少々高く感じるかもしれません。
そうなると、新規加入ユーザーが減り、更にヘビーユーザーの長期利用料がなくなり、
Evernoteにとっては痛手となります。
そう考えると、
- 入り口を入りやすくして
- 長く利用してもらう
というのがサブスクリプションが目指すとこなのかと。
Microsoft 365 Personal
Microsoftが提供するソフトのサブスクリプションサービスです。
以前はOffice365でした。
こちらは、月額ではなく年額です。
私が加入しているのは、Microsoft 365 Personalで12,984円(年額)です。
365のメリットは、
- クラウドストレージサービスのOneDriveが1TB無料で使える
- PCやスマートフォン3台までインストールすることができる
といったところです。
私の場合、スケジュール帳をExcelでつくっているので毎日利用します。
自主開催セミナーで利用するスライドは、PowerPointなのでこれも手放せません。
メールのoutlookも使っています。
無くても困らないのはWordぐらいです。
ただ、Microsoft製が絶対かというと、そうでもなく。
Googleのサービス
- Excelは「スプレッドシート」
- Wordは「Googleドキュメント」
- PowerPointは「スライド」
があります。どれも無料です。
Macを買えば、スライドをつくるKeynoteが初期導入されています。
そう考えると、サブスクリプションを何も考えずに利用するのも考えものなのかと。
初期導入されているもの、無料で使えるものは、ややスペックが落ちますが、
許容範囲かどうか、使えるかどうか検討する機会は持っておくべきでしょう。
ちょうど、この記事を書いていると、もっと安いところが見つかりました。
名前はイマイチですが、母体がGMOなので問題ないでしょう。
有料メルマガ
メルマガはメールマガジンの略であり、無料と有料のものがあります。
私が定期購読しているメルマガは全部で6つ。
そのうち有料はひとつだけです。
これまで無料でしか利用していなかったメルマガを有料で購読することに抵抗はありました。
ただ、990円という値段の安さと、その人に対する絶対的な信頼感が私をポチらせました。
ここで、「安い」だけで喜んでいたら、そこで思考が止まってしまいます。
運営者側に立って考えてみます。
仮に、100人購読者がいたら。
@990円✕100=99,000円
運営者側の収益となります。
通常、安いものを大量生産して売ると剥離なので、時間と体力を失います。
一つの記事を書くのに多大な時間を費やしていることは伺えます。
時間だけでなく、その記事を書くためにネタは常に日々仕込んでおかなければいけません。
記事の鮮度を保つために、常に新しい行動を起こすというプレッシャーもあります。
逆に、得られるメリットはこれらをひっくり返すくらいあるのかなと。
メールマガジンは、最初の一人目に書いた記事を二人目に売れないわけではありません。
1回書けば、増産は無限にできます。
手元の仕事に取り入れられないか?
サブスクリプションは、一度つくると
- 人手がいらない
- 大量増産が可能
なものが成功しやすいのかなと。
この工程を従来の仕事に取り入れられないか考えています。
<編集後記>
昨日の月曜日
5時00分起床後ルーティン
午前中、請求書・セミナースライド作成。
午後、ブログを書いてから本屋へ。NHKの英語テキスト3冊購入。
もともと、NHKのヘビーユーザーですがさらに。
私にとって得られる効果は、受信料をはるかに超えています。
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