継続依頼にサプライズは難しい。「顧問」から「単発」への舵取り<No 638>
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継続依頼にサプライズは難しい
税理士の仕事は、譲渡や相続のような単発よりも、
顧問や年一の申告のように継続して引き受けるものが多いです。
(特化していない限り)
これらはご依頼後、お客さまの状態が安定し、ある程度の意思疎通が図れるようになると
毎月や毎年行う業務はそれほど大きく変わらないようになります。
すると、こちら側としては少しでもお客さまに喜んでいただこうと考えます。
プラスアルファの何かを提供しようとするのですが、うまくいかないことがあります。
使っていただければ役に立つであろうと提供する側が思っていても、
受け取るお客さまがそう感じるとは限りません。
- 時間がない
- 気持ちに余裕がない
- 興味がない
- 事業との接点がいまいちピンとこない
など。
そうなると、どれだけ熱く語っても相手の心には響きません。
「顧問」から「単発」への舵取り
独立以来、継続ではない単発のサービスを取り入れるようになりました。
勤務時代、この経験はなかったので、何をするにしてもゼロからのスタートです。
最初に始めたのはセミナー自主開催や人前で話す仕事でした。
セミナーのお申し込みは、このブログからしか受け付けていないので、
お申し込みされる方は基本このブログを読まれている方です。
その上で、お客さまサイドからのお申し込みですので、
提供するサービスに対して「いらない」と言われることはありません。
叱咤激励があれば、次に活かせば良いことです。
セミナー自主開催を始めたおかげで、人前でも話せるようになりました。
人前で話すことを仕事にしたので、次はネットを使ってみることも。
また、仮想通貨に興味があったので、先にサービスを出してみることに。
そして、ご依頼いただいた後、必要と思ったことをインプットしていきます。
これらに共通することは、先に自分ができることを提示して、
そこに共感いただければ、ご依頼いただくということです。
そのため、継続の仕事に比べて満足していただく割合が高く
かつ、提供する側にとっても手離れのいい仕事になります。
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いつまでもあると思うな「親と顧問」
昔、勤務していた事務所のお局さんがこう言ってました。
「あそこは月末なったら自動的に振り込んでくれるやろ」と。
純粋に振込があるという事実ではなく、お客さま軽視の発言であると私は感じました。
顧問はありがたいお仕事ですが、いただくお金と同じだけ責任が生じます。
<編集後記>
5時15分起床後ルーティン
午前中、法人決算
午後から、ブログ執筆
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