)cafe GARB
「ひとり」であることはアピールになるのか?
独立以来、雇わずにひとりで事務所を運営しています。
2018年に、「ひとり」であることを題材にした本を書かせていただき、
その頃から、街で声をかけていただくようにもなりました。
(ありがたい話です)
| 著者 : 大蔵財務協会 発売日 : 2018-05-30 |
そういったときに、「ひとり税理士の・・」と言われることはありますが、
自分で自分のことを「ひとり税理士の・・」と話すことはありません。
(勿論、色々なことを話しているうちに、ひとりであることを話すことはありますが)
また、「ひとり」であることを、HPやブログで大きくアピールすることもしていません。
理由は、「ひとり」であることのメリットの多くは自分にとってであり、
お客様や相手側にあるとは思っていないからです。
お客様の「メリット」と「デメリット」
メリット
税理士がお客様を直接担当することがメリットなのかどうか?
資格は無いよりもあった方が安心できますが、
資格があって経験が無いよりも、資格が無くても経験がある方が、
お客様にとってはより安心できるのかなと。
(資格が無い場合は、組織として資格があるのが前提ですが)
なので、多少のメリットにはなっても、絶対的なメリットにはならないでしょう。
私も、HPで直接担当するという文言を書いていますが、
これがアピールになっているとは思っていません。
独立した税理士、勤務税理士、従業員の方、立場は変わっても、
最終的には本人の力量がどれだけお客様に伝わっているかどうか。
他には、独立した税理士だと、「帰って所長に聞いてみる」ということがないので、
値段の交渉などもその場で即決できるということはあります。
デメリット
お客様にとってのデメリットの一番は、カラダが1つであること。
マンパワーがないので、税理士本人が病気やケガになった時に、
お客様に対して普段どおりの対応が出来なくなります。
直接、お客様先に出向くことが出来ないので、
先方で顔をあわせて話すというサービスが一つ消えます。
毎月、訪問してもらうことに意義を感じているお客様であれば、
その効果がなくなるので、デメリットと言えるでしょう。
ただ、コミュニケーションの方法も、出向いて会うだけではありません。
選択肢は一つでないので、普段から直接会う以外の代替案に慣れておきます。
メールやチャットなど、文字でのやり取りだと「会う」に匹敵出来ませんが、
Zoomやスカイプであれば顔を見ながら話すことが出来るので、
お客様の不安を最小限に抑えることは可能です。
他には、「電話番がいない」こともデメリットになり得ます。
この場合は、電話最優先の方はお客様でなかったのだと割り切ります。
本当に自分を必要と思ってくれるのであれば、
電話以外のツールにも対応していただけるでしょう。
電話のある無しに関わらず、コミュニケーションがキッチリ取れていれば、
問題になることはありません。
私の場合、HPではひとりであることをアピールしていません。
むしろ、ひとりであることによる不備がないような文言を選んでいます。
一方、ブログではセミナーや本の掲載をしているので、
今日のように「ひとり」とわかる記事を書いています。
ただ、プロフィールには書いていません。
独立当時や、本を書いた当初は「ひとり」であることを掲載していましたが、
今は掲載していません。
理由は、
- 時の経過によりその都度プロフィールを変更していること
- サイトへの入り口が「プロフィール」でなく「ブログ」であること
など。
プロフィールは一度書いて終わりではなく、時の経過と共にその都度加筆修正していきます。
そのときそのときで自分のウリは変化します。
後、セミナーや書籍のタイトルを見れば、「ひとり」であることに気付かれると思うので。
結果、「誰に向かって書いているのか」を意識するとアピールの仕方も変わってきます。
ブログ(記事ごと)、HP、SNSと相手によって伝え方を変えるのも良いでしょう。
<編集後記>
4時36分起床後ルーティン
午前中、HP修正、見積書送付、年金事務所へ郵送、CFコーチの準備
午後から、ブログ執筆
<メルマガ「トライアスロン税理士の独立開業日誌」>
毎週火・金
・税理士受験生(本試験受験予定)のかた
・税理士のかた
にむけて書いています。
よろしければ、登録お願いいたします。
こちらから
<メルマガ「社長の仕事術」>
毎週月・木
・法人メインで独立している
・個人で独立し、法人成りを考えている
にむけて書いています。
よろしければ、登録お願いいたします。
こちらから
<You Tubeチャンネル「独立・開業コンサルタント 税理士 ユウジロウ」>
毎週金曜日、You Tubeで動画配信しています。
よろしければ、チャンネル登録お願いいたします。
こちらから
<サービスメニュー>
ABOUT ME