税理士試験後、年内の過ごし方。勉強プラスアルファが血となり骨となる<No 90>
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)霞が関からの贈り物
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試験後の時間はあっという間
税理士試験から早いもので3週間がたちました。
受験生時代、試験前はあれほど「あと何日しかない!」と一日一日を貴重に過ごしていたのに、
試験後はあっというまに月日がたちます。
そして、来年に向けてのカリキュラムも9月から始まります。
次の科目は年内から始める
ラストの科目でない限り、ほとんど受験生が年内から何かしらの科目を受講します。
人より長く寄り道をしたものとしては、何かしらのアドバイスがしたくなります。
① まず、初学者で今回、簿記だけの受験であれば、9月から財表一般クラス。
そして年明けは、簿記が合格ならそのまま財表。
不合格で専念なら、簿財のダブル受験、仕事があれば簿記に戻る。
② 今回、簿財のダブルなら、9月から法人又は所得。
そして年明けは、両方合格ならそのまま法人又は所得。
両方不合格なら、簿財に戻る。
簿財の片方合格なら、法人又は所得&簿記又は財表。
と言いたいところですが、私は、これで長年苦戦しました。
働きながら、法人プラス簿記で長いトンネルに入ってしまいました。
働きながらの二科目受験は相当厳しいです。
精神的にも、肉体的にもかなりやられます。
法人所得を受けるときは、専念でもそうでなくても、一科目に絞るべきです。
税理士試験は、単にいい点数取ればよいのではなく、
本試験会場で上位一割に入らなければならないのです。
どんなに直前期の成績が良くても関係ありません。
③ 今年は、会計科目の受験をし、将来、税法大学院を視野に入れているのなら、
先に事務所に就職することをお勧めします。
大学院の法学部では、法律の知識は頑張ればなんとかなりますが、
事務所経験がないと、せっかくの2年間に及ぶ授業が有意義なものになりません。
実務経験がないと、恐らくちんぷんかんぷんで、何を言っているのか意味がわからず、
非常にもったいないです。
大学出たての生徒であれば、大学の授業をそのような姿勢で受けてきたので、
その延長で過ごしてしまいます。
その点、社会人で事務所経験があれば、実務に繋がるので大きな成長となり、授業に臨む姿勢も大きく異なります。
受験生時代は気付かない勉強プラスアルファの強み
受験生時代、世間との隔たりを大きく感じ、「これではいけない」と思いながらも、
目の前の勉強に集中する以外の答えはありませんでした。
それでも、合格発表までの年内だけは、次の科目を勉強しながらも適度な息抜きはしていました。
- 飲み会
- バーベキュー
- 富士山登山
これに加えてやっておけば良かったと思うことは、「読書」です。
税法を勉強しだすと、理論を覚えること以外に本を読む意識と気力が全くなくなりました。
当時は、「理論暗記以外のことに脳みそを使いたくない」と思っていました。
税理士になりたい気持ちがあっても、
なれるかどうか不安でなった後のことまで考える余裕はなかったのでしょう。
そんな過去の自分に言いたいことは、「大丈夫。なれるから、本を読め!」
<編集後記>
8月27日の土曜日に、霞が関からいいものが送られてきました。
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