無線LANで「ただ乗り」されないように。セキュリティーは自分で確認する<No 257>
<セミナー・コンサルティング情報>
)日本経済新聞 2017年5月11日朝刊
Contents
近隣のアクセスポイント名が見えるということは?
自宅で無線LANを使用していると、
自分以外のアクセスポイント名が
ずらっと表示されます。
けっこうな数が表示されるので、
無線の電波は、かなり広範囲に
飛んでいることがわかります。
他人のアクセスポイント名を
指定しても、
このように、暗号キーを入力しなければ
繋がりません。
自分の無線LANも当然、
セキュリティで保護されていると
思っていましたが、どうやらそうでは
ないようです。
無線LAN「ただ乗り」は無罪
「パスワードは送受信される通信内容そのものでない」
2017年4月、他人の家の無線LANを
勝手に使う「ただ乗り」の
違法性が争われた裁判で、
東京地裁は一部無罪を言い渡しました。
プロにかかれば、パスワードなんて
すぐに解読されます。
旧式の無線LANであれば、
数秒で解読されるようです。
しかし、普通の人なら自宅の無線LANが
旧式かどうかなんてわかりませんし、
そもそもWi-Fiと無線LANの違いすら
わかりません(-_-;)
そこで、基本的なことをさらっと
説明します。
Wi-Fiと無線LANってどう違うの?
ケーブルで繋ぐ有線LANに対して、
無線LANにはその名の通り「線」はありません。
電波でデータの送受信を行います。
これを総じて、無線LANといい、
Wi-Fiは無線LANの規格うちの一つです。
- コピー機でいう「ゼロックス」
- ビデオテープでいう「ベータ」
- スマートフォンでいう「iPhone」
のようなものです(^^;)
ですので、Wi-Fi以外にも無線LAN
の規格はあり、わかりやすいところだと
- Bluetooth
があります。
よって、
無線LAN > Wi-Fi
ということになります。
セキュリティが「WPA2」で強化されているか
無線LANの暗号化規格には、
古いものから順に、
- WEP
- WPA
- WPA2
があります。
今回の事件で使われていたのは、
最も旧式のWEPです。
記事によると、市販ソフトを利用
すればWEPの暗号は数秒で解読
されるようです。
また、改良版のWPAも脆弱性が
あるので、自身の無線LANが
WPA2であるかどうか確認する
よう注意奮起しています。
「WPA2」かどうか、どうやって調べる?
そうは言われても、
自分の無線LANがWPA2かどうか
ほとんどの方は即答できないでしょう。
私もそうでした(^^;)
そこで確認の仕方をお伝えします。
まず、PCの右下にある無線のマーク
(電波のようなマーク)をクリック
します。
すると、
このように自分の使用している無線LAN
が表示されます。
ここで、プロパティを選択すると、
無線LANの詳細を見ることができます。
無事、WPA2であることが確認出来ました(^^;)
自分の身は自分で守る
自分の無線を使われているだけ
ならまだ良いですが、
(良くないですが…)
第三者へのサイバー攻撃など
犯罪に使われては目も当てられません。
今一度、確認しておきましょう!
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<編集後記>
4時30分起床後、ルーティン
午前中、e-Taxで法人税申告。保険の営業さん来客。
午後からelTaxで地方税申告、ブログ執筆。
5時30分にe-Taxで法人税申告しようと
したら時間外で利用できず。
24時間利用出来たのは所得税確定申告時
だけでした(-_-;)
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