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AIに税理士の仕事が取られる?なくならない仕事を常に求めていく<No 511>

 

AIで税理士の仕事がなくなる

近ごろ、今後なくなる仕事リストを頻繁に見かけるようになりました。

オックスフォード大学の研究チームによると、次のように発表されています。

  1. 電話販売員(テレマーケター)
  2. 不動産登記の審査・調査
  3. 手縫いの仕立て屋
  4. コンピューターを使ったデータの収集・加工・分析
  5. 保険業者
  6. 時計修理工
  7. 貨物取扱人
  8. 税務申告代行者
  9. フィルム写真の現像技術者
  10. 銀行の新規口座開設担当者
    (新井紀子「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」73頁、東洋経済新報社)

 

 

このなかの8位に「税務申告代行者」が入っています。

これが日本の税理士をドンピシャで指し示すものかどうかはわかりませんが、
申告の代理業務が無くなることは理解できます。

実際のところ、

  • ネットバンク
  • クラウド会計
  • ペーパーレス化

などの影響で従来からの「記帳作業」や「申告業務」の仕事がなくなりつつあります。

記帳作業や申告業務は遅かれ早かれなくなる仕事でしょうが、
そこから転じて税理士業務のすべてがAIに取って代わられる時代が
はたして来るのでしょうか?

 

 

なくならない仕事を常に求めていく

独立してからも、独立する前もそうですが、
税理士の仕事は記帳作業や申告だけではありません。

  • 税金の相談
  • 数字の見方
  • 他士業に関連する業務の説明
  • 金融機関とのやり取り
  • 税務署や役所とのやり取り
  • 雇用の相談
  • 家族の相談

など多岐に渡ります。

これらの業務が、記帳指導や申告の代理業務同様に今後なくなるのでしょうか?

先ほどの書籍に答えを探してみると、
AIに取られる仕事の前提条件に、
「数式で表現できる」ことが挙げられています。

この「数式で表現できる」事柄に、
膨大なデータを掛け合わせることでAIの実力が発揮されます。

わかりやすいのが囲碁や将棋です。

囲碁と将棋は

  • 数式で表現できる
  • 過去の膨大なデータが存在する

という条件が揃っています。

この条件があったからこそディープラーニングを備えた
アルファ碁がプロに勝ったのです。

しかし、囲碁や将棋が人間を破ったからと言って、
そこに豊かな感情はありません。

税金の簡単な相談なら、AIにもできるでしょう。

実際のところ、ソフト会社のFAQで回答事例が紹介されますが、
欲しい答えをもらえたことは一度もありません。

結局、いつもメールや電話を通じたオペレーターの説明で
納得し解決しています。

AIになくてそこ(人)にあるのは何なのか?

それは、「どうして?(How)」に答えるチカラと、
相手の表情や空気を読み取るチカラなのでしょう。

つまりコミュニケーションのチカラです。

 

 

<編集後記>
5時39分起床後ルーティン
午前中、事務所内で作業
午後から、ブログ執筆


 

娘5歳が公文で算数を習っています。

これに加えて最近、国語の体験学習をしました。

二科目にするのかはまだ未定です。

一科目7,000円

二科目でその倍です。

庶民の習い事というイメージでしたが、結構な値段でびっくりしてます(・_・;

AIに勝つには必要だと思うのですが・・

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