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思考力

税理士資格は「トンカチ」から「アーミーナイフ」に磨きあげる<No 728>

yujiro

)税理士資格

Contents

その資格をテコにする

「トンカチを持たせると、なんでも釘に見える」という話があります。
 
転じて、「手段を限定してしまうと、物事の本質が見えなくなる」といった意味で使われます。
 
やり方が一調子だと、結果も同じようなものにしか辿り着きません。
 
資格も同じです。
 
資格を取るのはいいですが、資格を取ったためにその資格に縛られてしまうことがあります。
 
例えば税理士。
 
ステレオタイプの税理士は、
  • 事務所を構えて
  • 人を雇い
  • 繁忙期には夜や土日も働き詰め
  • 地味な仕事ながらも、努力すれば高額報酬を得られる
 
と言ったところでしょうか。
 
実際、独立後に出会う人からは、
  • 事務所はいつ構えるの?
  • 人は雇わないの?
  • 繁忙期お疲れ様
なんてことは言われます。
 
 
ただ、ゴールが決まった人生なんておもしろくないですし、他人と同じ人生もつまらないです。
 
資格をとったからこそ、その資格をテコにしてレバレッジを効かせます。
 
トンカチでなく、アーミーナイフのような生き方です。

[aside]アーミーナイフ(出典 Wikipedia)

キャンピングナイフ、多機能ナイフ、十徳ナイフ(じっとくナイフ)または、機能数に応じて○徳ナイフと呼ばれることもある。また、マルチツールという呼び方もある。[/aside]

税理士資格は「トンカチ」から「アーミーナイフ」に磨きあげる

トンカチだけを売ってしまうことはよくある話しです。

相手の話をよく聞かず、「自分の売りたいもの有りき」で売ってしまう。
 
税理士であれば、
  1. 何でもかんでも顧問契約を勧める
  2. 何でもかんでも法人化を勧める
  3. 〇〇対策だと言って、高額報酬を得る
など。

 
税理士業以外であれば、ネットビジネスが繁栄したことで、情報弱者に高額の情報商材を売るなんてこともよく目にします。
 
その人が本当にそのサービスを必要としているなら良いですが、情報弱者であれば、何が自分にマッチしたサービスなのか判別がつきません。
 

正直であること

営業時代、スナックのママとの商談後に、「あなたから買いたい」と言っていただいたことがありました。
 
そのとき私がやったのは、新旧カラオケ機器のすべてのメリットとデメリットを正直に話すことでした。
 
結果、当時数百万円する最新機器をキャッシュでご購入いただきました。
 
ただ、正直がいつでも受け入れられるかと言えば、そんなことはありません。
 

お互いハッピーになれる

正直に話したが故に、破断となった話しは昔も今も数多くあります。
 
それでも、アーミーナイフの如く、いくつかのサービスを持ち合わせそのなかから、お客様のニーズに合ったものを提示して選んでいただく方が、お互いにハッピーになれます。
 
顧問契約するかどうかの話しであれば、メリット・デメリットを伝えます。
 
  • 顧問契約することで、打ち合わせの頻度が上がります。
  • 打ち合わせの頻度が上がると、決算までの時間に余裕が生まれます。
  • 時間に余裕があると、お客様の財務状況をより正確に把握できます。
    正確に把握することで、処方できる選択肢の数が増えます。
 
対して、お客様側の金銭的負担が上がるというデメリットもあります。
 
メリットがデメリットを超えられなければ、ここでアーミーナイフの出番です。
 
お客様が自分で出来るようになる、「コンサルティング」という安価な単発サービスがあります
入門レベルを理解していただく「個別相談」は、より安価な単発サービスです
セミナーなら参加者同士の交流もあります
 
 
複数の選択肢をお客様に提示します。
 
そして、最後に決めるのはお客様自身です。
 
そこで選ばれなければ自分に魅力がなかったということ。
 
なお一層の精進に励みます。

<編集後記>
4時50分起床後ルーティン
午前中、打ち合わせで箕面まで
午後から、ブログ執筆


仕事帰りに出先のローソンでコーヒー買おうとレジに並びました。

クルー(店員)は見かけ70代の女性です。

LINE Pay対応できるかと不安になりましたが、難なく対応していただきました。

変化のスピードは想像以上に速いです。

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