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自身や親の衰えを感じたら
「老いる勇気」は「嫌われる勇気」の著者である岸見一郎さんの最新作です。
今作は、嫌われる勇気やその続編にあった
鉄人と青年との対話のようなやり取りはありません。
岸見さん自身の若き日の挫折や近年の病気、
そして父親の介護を通して感じたことを、
自身の言葉で語っています。
時には、アドラーの言葉を引用しながら。
20代や30代の若い人達にはまだピントこないかもしれませんが、
40代以降で自身の衰えを感じたり、
親がそれなりに高齢である世代には
染み込むように入ってくる内容です。
「親」との対話
40代ともなれば早い人ならもう親の介護が始まっているでしょう。
自分が歳をとれば、親も歳をとるのは必然です。
自分が体力の衰えを感じたら、
親は自分以上の衰えを感じています。
ただ、メディアで見る介護の現状を認識することができても、
本当の理解には至っていません。
今作では、著者が経験した介護の現状をただ羅列するだけでなく、
自身が感じた気持ちや反省、そしてメンタル面でのあり方などを
わかりやすく書いてくれています。
なるほどなと思った言葉は、
- 目の前の親を「かつての親」や「こうあってほしいという理想の親」と比べない
- 忘れていることをあえて指摘しない
- 同じ話でも微妙に違う。その違いに耳を傾ける
- 毎日初めて会うつもりで親と関わっていく
- 介護を生産性で考えない
- 成果や見返りを求めない
など。
仮に、これらの言葉を知る前に介護に入っていたら、
右往左往していたかもしれません。
もちろん、介護の現状がやさしいものでないのは十分
承知しています。
しかし、先の見えないトンネルに迷い込んだ時、
これらの言葉を思い返すことができれば、
多少でも明るい気持ちになれるのかなと。
最後に、
親のためにあれこれ心を砕き、あちこち連れていったとしても、親は覚えていないことがあります。しかし、自分も子どもの頃に親がしてくれたことを覚えていないのです。介護では、同じことが自分にも起こっていると思えばいいのです。
私の場合、子どもの頃どころではありません。
税理士になるまでの歳月を共に歩んでくれたので。
終わり良ければすべて良し
当初は「『親』『家族』『自分』との対話」の3部構成を考えていましたが。
いいところでおさまったので、今日はこれまでにしておきます。
<編集後記>
4時45分起床後ルーティン
午前中、ジョギング、HPカスタマイズ、書籍加筆・修正
午後から、ブログ執筆、読書
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