
データで渡すメリットを伝える
会計ソフトが主流となった今でも、お客様から紙やPDFでお預かりすることは多々あります。
税理士のペーパーレス化は道半ば。紙の効率化もいろいろ<No 1172>
- 会計ソフトを導入されているのに、プリントした紙で帳面をいただいたり
- Excelの現金帳なのにデータでなくPDFでいただいたり
など。
勤務時代の名残りのままでいると、効率化は実現しません。
効率化の第一歩は、
データがあるなら、データでいただく
からはじまります。
ところが、こうしたことは、お客さま主導では実現しません。
なぜなら、お客さまにとって会計ソフトやExcelを使うことで、手書きからすでに効率化できており、紙やPDFで渡そうがデータ渡そうが、お客さまにとっては大きな差異がないからです。
人はデフォルト(初期設定)を好むものであり、1度決めたことをそうそう変えられるものではありません。
効率化は、お客さまにとってメリットがあることを丁寧に説明していくことからはじめます。
<セミナー情報>
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データがあるならデータでもらう
お客さまにとってのメリットをどうお伝えするか?
サービス内容を大きく変えることはできませんが、
効率化で空いた時間を分析と提案に充てます
と私は伝えています。
紙の資料をいただいて、入力からスタートすると、それだけで体力的にも精神的にもいっぱいいっぱいになり、
- 決算内容の前年対比
- 申告内容の前年対比
- 税額の算出
- 決算書・申告書の作成・提出
- 未使用の節税対策
といった必要最低限のサービスでとどまりがちです。
一方、データがあると、入力で消耗しなので、そのパワーを分析と提案に充てることができます。
- 過去からすべての年度の売上・利益をExcelで並べてみたり
- 資金繰り表をつくってみたり
- 法人化の検討
- キャッシュフロー表の作成
など。
(サービスメニューには挙げていません)
ただ、お客様に変わっていただくことは、一朝一夕にできることではありません。
- 一年目で紙を郵送でいただく
- 二年目でPDFをメール添付でいただく
- 三年目でデータをクラウドいただく
くらいの早さで十分じゃなかなと。
ブログでは、こちらサイドの効率化をお伝えしていますが、リアルではそれほど頻繁にお願いするわけではありません。
お客さまに無理やり動いてもらうことではないので。
あくまでも、お客さまにご理解いただいた上で、ご協力いただくような感じです。
<サービスメニュー>
<編集後記>
2月15日月曜日
5時15分起床後ルーティン
午前中、オンライン税務ミーティング、決算1件
午後からブログ更新