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2022年「大停電」で消去。「ブレードランナー2049」から見たデジタルデータの取り扱い<No 405>

yujiro

)蔦屋書店

 

 

Contents

未来に「大停電」は起こるのか?

「残ったのは紙のデータだけさ」

2022年、
アメリカ西海岸で原因不明の大爆発が起き、
国内のデジタルデータはほとんどなくなった。

先日観た映画「ブレードランナー2049」での一幕です。

以前からデジタルデータの将来について考えることがありました。

  • 膨れ上がったデータはどうなるの?
  • 破損はないの?
  • そもそも消えないの?

まあ、私ひとりが考えたとて時代の流れに影響を及ぼすことはできませんが。

しかし、たった一度の津波で電源が落ち、予備電源が落ち、
なす術がなくなった原発の惨状は記憶に新しいでしょう。

国家の根幹を揺るがすことになりかねない原発の取り扱いでさえ
このありさまです。

  • 行政
  • 金融
  • 保険
  • 証券
  • 登記
  • 仮想通貨

これらいずれかのデジタルデータが仮に飛んだとき、
「it’s gone。なくなりました、ごめんなさい」では、
こちらもたまったものではありません(^^;)

 

 

税理士とデジタルデータ

そうは言っても、「リスクがあるから挑戦しない」では、
世の中の成長はあり得ませんし、自分自身も成長しません。

将来起こりえるリスクを認識しつつ挑戦します。

 

「紙」で保存

資料の保存には、紙とデータを使い分けています。

紙で保存しているのは、

  • 過去三年分の申告書
  • 上記に係る重要な資料

のみ。

三年という区切りは、「税務調査」を意識してのものです。

もちろん、一番大事なのはその元となる資料(原本)ですので、
お客様にはこれらを厳重に管理・保存してもらう必要があります。

 

 

「デジタルデータ」で保存

残りの資料は、独立以来、PDFファイルで保存しています。
(会計データは独自のバックアップファイルを

保存方法は、

  1. クラウド
  2. PC
  3. HD

クラウドは、DropboxとEvernoteを併用しています。

Dropboxには、紙と同様に過去三年分の申告書および大小付随資料を、
Evernoteには、上記を含めたすべての資料を保存しています。

そして、PCにはDropboxと同じ資料を、HDにはEvernoteと同様に
すべての資料を保存しています。

過去三年超の期間に制限を設けていませんが、概ね過去7年から9年を目安にしています。

これらのデータは元々の資料が、プリントアウトしたものや、
コピーであったものですので、「スキャナー保存」の規定に触れるものではありません。

スキャナー保存の趣旨は、原本と同等の効力を維持するための「対税務署むけ」
の保存方法です。

ここでのデータ保存はあくまでお客様に対してのサービス向上のためのものです。

また、セキュリティに関しては、

  • 紙ファイル・・・「鍵付きキャビネット」で管理
  • PC・・・「パスワード設定」
  • HD・・・「パスワード設定」および「鍵付きキャビネット」で管理
  • Dropbox・・・「二段階認証」
  • Evernote・・・「二段階認証」

をとっています。

仮に「大停電」でクラウド上のデータが消えたとしても、
紙ファイル・PC・HDでデータの復元は可能です。

 

 

「紙」と「デジタル」は二つの軸で捉える

紙とデジタルにはそれぞれ一長一短ありますが、
税理士としての業務上、

対税務署なら「リスクヘッジ」優先で、
対お客様なら「サービス提供」優先を考えています。

 

 

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<編集後記>
4時30分起床後、ルーティン
午前中、HDデータ整理、生保と打ち合わせ
午後から、ブログ執筆

 


 

昨日、ジャケパン・マフラー・手袋で外出したら
風邪をひきました。

しっかり睡眠をとって、明日のミッションに備えます💦

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