税理士試験の登竜門。簿記論を初年度で合格するテクニック<No 44>
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避けては通れない道
税理士試験を初めて受験する方には、簿記論の受験者が一番多いと思われます。
受験専念なら、簿記論・財務諸表論の二科目受験。
働きながらであれば、簿記論のみの受験。
いずれにしても、受験初年度に簿記論を受験する確率は高いです。
しかしながら、登竜門といえども、合格が決して簡単というわけではありません。
なぜなら、簿記論の合格率は、他の科目と変わらない12%から15%前後で、
難関の国家試験であることは間違いないからです。
合格できる割合
税理士試験は、大手専門学校の上級クラスで、上位3割以内に入ることが
本試験での合格の目安とされています。
そのため、この論理でいくと上位3割以内に入ったら、
その後は右肩上がりで合格率が上がることになりますが、実際のところはそうではありません。
上位1割でも不合格になるし、下から3割でも合格する方はいます。
合格のアプセットが起こる理由
専門学校で解く問題は、本試験の直前期とそれ以前とでは明らかに違います。
直前期までは、あくまで基本問題の繰り返しを徹底します。
基礎力のアップを目的に、ほぼ解ける問題を徹底的に解く練習をします。
これに対して、直前期以降は、本試験問題を意識した「解けない問題」に触れる練習をします。
ではなぜ、こういった手法をとるかには理由があります。
- 本試験問題は解けない問題が多い
- 皆が解けない問題には、配点がゼロ(と言われている)
- 本試験の制限2時間では、全部を解ききることは不可能
- 「解けない問題」かどうかは、一見ではわからない
- 「解けない問題」イコール「触れてはいけない問題」
つまり、レベルがあがると、成績もあがり解ける問題が増えます。
なので、成績上位者ほど、「触れてはいけない問題」に触れてしまうリスクが高まるのです。
初年度合格の秘訣
簿記論合格には、この手をつけるべき問題と触れてはいけない問題の「取捨選択」が、
専門学校での成績同様に非常に重要なのです。
だから、上位1割でも、「取捨選択」を誤ると不合格となり、
下位3割でも、ベストな「取捨選択」をすると、合格するという
成績のアプセットが起こりうるのです。
受験初年度で、上位3割に入ることはかなり厳しいです。
しかし、合格するか否かは、また別の話しです。
直前期からは、成績上位をめざしつつも、問題の「取捨選択」に重点をおくことが
初年度合格の秘訣です。
故に、「めちゃめちゃ難しくて手が付けられない」問題であれば、しめたものです。
なぜなら、成績上位者も解けないからです。
解けない問題に悪戦苦闘している他の受験生をしり目に、
Aランクと少々のBランクの問題を取りさえすれば、合格への道は見えたといえるでしょう。
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