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ビジネススキル

激戦のファーストフード業界。ロッテリアのシステムに学ぶこと<No 122>

yujiro

) ロッテリア  阪急梅田茶屋町口店

Contents

お店を選ぶポイント

外食でお店を選ぶ理由の中に、

  • 混んでいない

という項目が自分の中にあります。

たとえ混雑していても、隣同士の距離感にゆとりがあれば問題ないです。

先日、公証役場で定款の認証を終えたところ、ちょうど12時だったので、昼食をとろうとお店を探しました。

お昼時なので、混雑しているかと思いきや、梅田界隈は地下も含めてお店の数が多いので、どのお店もそれほど混雑していません。

そこで、入口付近で呼び込みをしているおばさんに誘導されるままロッテリアの店内に入りました。

通常、店舗前での飲食の呼び込みに、どの程度の効果があるのか疑問に思っていたにもかかわらず
自分が入ってしまいました。

  • おなかが空いていた
  • 今すぐ食べたい
  • 提供されるまで待ちたくない
  • 混雑していない

これらの条件が合致しているのを脳が瞬時に判断したのでしょう。

進化したロッテリア

店内に案内されると、そのおばさんがそのまま私をカウンターまでエスコートしオーダーもとり始めました。

通常のバイト感覚だと、言われた持ち場のみを担当するのでしょうが、臨機応変な対応です。
(もしかすると社員さんかもしれません。最近はどの業界も雇用形態が変化してきたので。)

今回、私は少し高めでも美味しいハンバーガーを探すことにしました。

ハンバーグのキメが細かくて美味しそうに見えた「紫魔術の絶品チーズバーガー」を見つけ、
単品¥390の安さに惹かれながらも結局セットを選んだら700円オーバーになりました。

場所代込みと思えば仕方がないです。

「単品」という入口で、安い価格を見せながらも、当然単品で物足りないのでセットに目が行きます。

定食が食べられたなぁと思いながらも、ビジネスの基本です。

一新された店内のレイアウト

ロッテリアといえば、巨人マクドナルドと、モスバーガー、ファーストキッチンに店舗数ではかなり差を付けられた4番手です。

これまでのイメージでは、4人掛けのテーブルに中高生がたむろしているイメージしかありません。

しかし、この店舗の9割が一人席で、向かい合わせで座るテーブル席はごくわずかです。

この座席の配置により、長時間たむろされることを排除できています。

そして、一人席は横並びに座り、前の列は前向きなので視線がぶつかりません。

もう一つ先にはガラス張りの喫煙ブースがありますが、ちょうと顔の位置までが敷居で隠れる高さに設定されているので、喫煙ブースの中の人とも視線が合いません。

座先は長居に耐えられないようにしたのか、薄目のクッション素材です。

一人の空間を演出しながらも、長居されないような作りになっています。

よく見るとかなり研究されていることがわかりました。

マニュアルを超えた対応

定員さんの動きにも無駄がありません。

昨今の人材不足は正社員に限らずアルバイトにも影響していることから学生アルバイトに限らない採用をしていることがいいように影響しています。

勝ち続けることはできない。常に進化が必要

あれだけ快進撃を続けたシャープが外国資本の傘下におかれることになりました。

東芝は巨額粉飾決算、SONYはパソコン事業が分離され、変わりに勢いを増してきたのはネットやスマートフォンに関連するIT企業です。

あのマイクロソフトでさえ、PC以外の分野では、Googleやアップルに押されるようになりました。

どれだけ一流企業でも、勝ち続けることはできません。

ましては、我々フリーランスや中小零細企業は、一度大きく儲けたからといって、業界を独占することはありえません。

「勝って兜の緒を締めよ」

勝っている時こそ、謙虚な気持ちで、次の一手を考えましょう。

<編集後記>
雨の中、ラン6キロ
紫魔術の絶品チーズバーガーは、「えっ?」と思うほど美味しかったです。

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