変わりつつある「お役所仕事」から吸収すべきこと<No 135>
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変わりつつある「お役所仕事」
近ごろのお役所仕事も変わりつつあります。
最近、何かと役所へ行く機会が多いことから感じるようになりました。
昔は、「お役所仕事」と言えば、
- 遅い
- 融通が利かない
- 言葉がきつい
- 待たされる
ほぼマイナスのイメージで使われていました。
しかし、今、地域によっては、民間をはるかに超えるサービスが提供されています。
区長公募制の効果
区長公募制は、橋下改革で行われました。
私の地元の区役所では、その効果は抜群です。
言葉遣いが変わった
9時のチャイムと共に、職員が大きな声で挨拶します。
そこから始まる段取りの良さ。
「番号札〇〇番の『お客様』!」
行政サービスでありながら、「もてなされている感」があります。
三段階で対応する案内係
通常、役所は入口に1名ないしは2名の案内係が配置されています。
地元の区役所では、常時2名配置されています。
案内係は、普通カウンター内での応対に留まりますが、ここでは、わざわざカウンターから出て、発券パネルまで案内してくれます。
また、別の案内係が、発券パネルの前で常時待機して操作方法を教えてくれます。
ここまでだと普通にありえるのですが、先日、もう一人の案内係が、待合で待っている人に一人づつ声をかけて、記入した内容を確認しています。
待っている方の中には、お年寄りや外国人の方も多いことから、
この対応は、カウンター業務のタイムロスを軽減しています。
電光掲示板でストレス軽減
人間待つことは嫌なものです。
私は、常時、朝刊と本を一冊持っているので、問題ありませんが、ほとんどの方が、スマホをいじっているか、何もせずにいるかです。
電光掲示板には、各窓口の待っている人数が表示されるため、自分が後、何人待ちなのかがタイムリーにわかります。
ゴールがわかるので、ストレスが軽減されます。
これだけサービスを徹底すると、そこらの民間レベルを遥かに超えています。
行政も人件費削減のため、窓口業務を民間委託にしているのでしょうが、ただ単に、コストを削減すれば、通常サービスは低下します。
しかし、
- オール公務員時代のサービスが悪すぎたこと
- 窓口業務に特殊技能は必要ない
ことから、サービスレベルを向上させることができました。
現場の声がトップに届く組織作りが求められる
中小零細企業では、現場の声がトップに届くことはなかなか見られません。
理由は、同族経営でトップダウンであることが多いからです。
このような組織では、離職率が高く、従業員は定着しません。
まずは、現場の声を広いあげる「仕組み作り」が必要です。
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