<セミナー・コンサルティング情報>
「日当3万」
大学院時代、同級生と話していたときに、
「自分の日当っていくら」って聞いてみたら、
「5万」って返事が返って来ました。
お互いにまだ勤務時代なので、
将来、独立したらいくらに設定するかという仮の話です。
私は3万と設定していたので、
その同級生の5万には「おおっ」と感心しました。
5万と言うからには、
自分が世間に対して提供できるサービスが
同等の価値がなければいけません。
そして、彼にはその自信があると言うことです。
3万にしろ5万にしろ何が正解なのかは今もわかりませんが、
独立前から「自分の値付け」をしていたことは正解でした。
売上高より「時間あたりの単価」を意識する
サラリーマン時代、人が集まれば
「売上はいくら?」
「資本金はどれくらい?」
「従業員数は何人?」
って会話が往々にしてありました。
ひとり税理士として独立するとそこにはあまり意識がいきません。
(消費税ぐらいは意識しています)
規模の大きさよりも、その質にこだわります。
売上であれば「売上高」よりも「時間あたりの単価」を意識します。
「時給3万」へ
先日、セミナーで提供するスライド資料を作成していました。
その一つとして、自分の「時間あたりの単価」を算出してみました。
単価の算出にあたり対象とした業務は、
直接売上に繋がる作業だけです。
具体的には税務に関する
- 相談
- コンサルティング
- 決算・申告業務
- 上記の準備を含む
など。
逆に除外したのは、
です。
グラフにするとこのようになりました。
2月にガクッと下がっているのは、確定申告による税務従事時間の増加によるものです。
月額売上がそれなりでも、それ以上の時間をかけているということです。
このグラフが作成できたのは、毎日何をして、
どれだけの時間をかけたのかエクセルに記録していたからです。
算出の仕方は、
- 税務に従事した時間を日ごとにピックアップして、それを月ごとに集計します
- 月別の売上を1で集計した時間で割ります
すると、6月は¥37,604でした。
この数字を可能したのは、
- 手離れが悪い仕事には見切りをつける
- 年1料金でなんでもやらない
- サービスに値付けをする
- 電話を使わない
など。
売上そのものを増やすのではなく、
時間の価値を最大限に活かす努力をしたおかげです。
特に、「サービスに値付けをする」は大事なことです。
値付けをしていなければ、プラスαの仕事を無料でやってしまいます。
事前に値付けをしていれば、
プラスαの作業がでたら有料であることを即答できます。
その作業を請け負うことができれば「売上」に繋がりますし、
やらないで済めば「時間」取り戻すことができます。
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ひとり税理士の方向性
実際、本当の意味での「時給3万」を稼げれば良いのでしょうが、
大手コンサルの上級職クラスでないと難しい話です。
「売上」はほどほどにしておいて、
「時間」を有効活用することで「単価」を最大限にする。
ひとり税理士が目指すべきはこの辺りなのかと。
もちろん、質を落とさないのは言うまでもありません。
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<編集後記>
6時00分起床後ルーティン
午前中、MarsEdit4の研究、セミナー準備、セミナー会場予約、記帳指導のスケジュール調整3件
午後から、記帳指導ご訪問、娘と二人で夕食、ブログ執筆
本日、初の記帳指導。
経験を積むためのトライです。
新しいことにチャレンジすると、
今後もする仕事、しない仕事、
するやり方、しないやり方が見えてきます。
やらないでウダウダ言ってる前にやった方が早いです。
「値付け」の効果もありました。
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