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ビジネススキル

「日当3万」から「時給3万」へ。売上高より「時間あたりの単価」を意識する<No 554>

yujiro

Contents

「日当3万」

大学院時代、同級生と話していたときに、
「自分の日当っていくら」って聞いてみたら、
「5万」って返事が返って来ました。

お互いにまだ勤務時代なので、
将来、独立したらいくらに設定するかという仮の話です。

私は3万と設定していたので、
その同級生の5万には「おおっ」と感心しました。

5万と言うからには、
自分が世間に対して提供できるサービスが
同等の価値がなければいけません。

そして、彼にはその自信があると言うことです。

3万にしろ5万にしろ何が正解なのかは今もわかりませんが、
独立前から「自分の値付け」をしていたことは正解でした。

 

 

売上高より「時間あたりの単価」を意識する

サラリーマン時代、人が集まれば
「売上はいくら?」
「資本金はどれくらい?」
「従業員数は何人?」
って会話が往々にしてありました。

ひとり税理士として独立するとそこにはあまり意識がいきません。
(消費税ぐらいは意識しています)

規模の大きさよりも、その質にこだわります。

売上であれば「売上高」よりも「時間あたりの単価」を意識します。

 

「時給3万」へ

先日、セミナーで提供するスライド資料を作成していました。

その一つとして、自分の「時間あたりの単価」を算出してみました。

単価の算出にあたり対象とした業務は、
直接売上に繋がる作業だけです。

具体的には税務に関する

  • 相談
  • コンサルティング
  • 決算・申告業務
  • 上記の準備を含む

など。

逆に除外したのは、

です。

グラフにするとこのようになりました。

 

2月にガクッと下がっているのは、確定申告による税務従事時間の増加によるものです。

月額売上がそれなりでも、それ以上の時間をかけているということです。

このグラフが作成できたのは、毎日何をして、
どれだけの時間をかけたのかエクセルに記録していたからです。

算出の仕方は、

  1. 税務に従事した時間を日ごとにピックアップして、それを月ごとに集計します
  2. 月別の売上を1で集計した時間で割ります

すると、6月は¥37,604でした。

この数字を可能したのは、

  • 手離れが悪い仕事には見切りをつける
  • 年1料金でなんでもやらない
  • サービスに値付けをする
  • 電話を使わない

など。

売上そのものを増やすのではなく、
時間の価値を最大限に活かす努力をしたおかげです。

特に、「サービスに値付けをする」は大事なことです。

値付けをしていなければ、プラスαの仕事を無料でやってしまいます。

事前に値付けをしていれば、
プラスαの作業がでたら有料であることを即答できます。

その作業を請け負うことができれば「売上」に繋がりますし、
やらないで済めば「時間」取り戻すことができます。

 

 

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ひとり税理士の方向性

実際、本当の意味での「時給3万」を稼げれば良いのでしょうが、
大手コンサルの上級職クラスでないと難しい話です。

「売上」はほどほどにしておいて、
「時間」を有効活用することで「単価」を最大限にする。

ひとり税理士が目指すべきはこの辺りなのかと。

もちろん、質を落とさないのは言うまでもありません。

 

 

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<編集後記>
6時00分起床後ルーティン
午前中、MarsEdit4の研究、セミナー準備、セミナー会場予約、記帳指導のスケジュール調整3件
午後から、記帳指導ご訪問、娘と二人で夕食、ブログ執筆

 


本日、初の記帳指導。

経験を積むためのトライです。

新しいことにチャレンジすると、
今後もする仕事、しない仕事、
するやり方、しないやり方が見えてきます。

やらないでウダウダ言ってる前にやった方が早いです。

「値付け」の効果もありました。

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