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税理士業

早く独立したければ、無駄をたくさん経験しておく。急がば廻れ<No 706>

yujiro

 

 

Contents

知らなければ、それはそれで

先日お会いした方(お客様の奥様)とこんな話をしました。

パートで勤めている病院で、入社してきた方がことごとく早期で退職していくとのことでした。

理由を聞いてみると、辞めていく方の多くが非効率な業務体制に不満を持っていたそうです。

高齢の理事長以下、一族で運営しているために、
電子カルテシステムが未だに導入されていないなど、
新しいことを取り入れる風土がないようです。

一方、その奥様は病院勤務の経験がなかったので、
比較する基準がありません。

これが幸いして未だに仕事が続いていると笑顔で答えていました。

同様に私も、20代の頃に同じような経験をしました。

 

 

急がば廻れ

20代の頃、初めて勤務した事務所では、
与えられた仕事を馬車馬のごとく次から次へとこなしていました。

法人50件、個人200件ほど(記憶では)の入力をほぼ一人で。

ここで3年続いたのは、比較する事務所がなかったこと、
更に、私が比較したのが前職のブラックな営業職だったからです。

休みの日も本気で笑えない日々が続いた営業時代に比べたら、
200件であろうが大したことはありません。
(今は無理ですが)

ブラックな環境でストレス耐性がついたのでしょう。

 

転職で無駄を明確にする

転職して二度目の事務所勤務に就くと、
2つの事務所を比較することできます。

新しい事務所で突出した経験を積めたわけではありませんが、
2つの事務所を経験することで、
どこも変わらない業界特有の無駄が目につくようになりました。

加えて、ここ10年ほどでITの急激な進化に事務所体制が付いていかず
そういったことに自分が進言しても意見が通ることは皆無でした。

こういう無駄をたくさん経験していると、独立志向が高まります。

常に、「自分ならこうしよう、ああしよう」といったアイデアが浮かび
そのアイデアを実践するには独立するのが早いです。

上昇志向で自由な風土のある事務所で実践する方法もありますが、
業界内でこういったところを思い浮かべると、
これまたブラックなところしか思い浮かびません。

あるとすれば、

  1. 気立ての良い所長がいる
  2. 小さな事務所で
  3. 時代の流れにも敏感で
  4. 自由な風土がある

といったところでしょうか。

こんな事務所は貴重であり皆無です。

勤めている方がいらっしゃっれば、辞めずにいましょう。

辞めるとしたら独立するときです。

こんなところであれば事務所の応援も得られるでしょう。

 

 

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溜まったマグマをキレイに

私の場合、効率的でない職場でしか経験がなかったのが不幸中の幸いでした。

数々の、無駄なことを経験したおかげで今があるといいでしょう。

グツグツと腹の中に溜まったマグマをキレイに噴火してくれるのは独立です。

前述のホワイトな環境があったとしても、自分のマグマで周囲の人を
ヤケドさせてしまうこともあります。

幸い、今はITの進化も後押ししてくれますし。

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<編集後記>
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