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士業

報酬は「前払い」でいただく。いただくためにやるべきこと<No 727>

yujiro

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すべて自分の責任です

独立以来、新規のお仕事は、常に前払いでいただくようにしています。
 
というのも、雇われ時代、ボスが回収できずに逃げられているのを頻繁に見ていたからです。
 
その光景を見る度に、「何で前払いにしないの?」と思っていました。
 
継続中の顧問の仕事でも、入金が確認できない時点で仕事を受けないとか、
何かしらの対応はとれていたはずです。
 
にもかかわらず、1年2年と貯める顧客を離せずにいたのは、
ボス自身が仕事をしていないからでした。
 
自分が汗水たらしていれば、必死に回収にかかるでしょうし、
仕事を継続することはしないでしょう。
 
その点、「ひとり」だと、
 
  • 仕事をするのも
  • 請求するのも
  • 未収を回収するのも
  • 未収にならない工夫をするのも
 
すべて自分の責任です。
 

 

いただくためにやるべきこと

前払いしていただいた後、実際に資料をお預かりしてみると、
想定していた量を超えることがあります。
 
想定した量を少し超えるくらいなら良いですが、遥かに凌駕する量を受けることもあります。
 
そういった時に、「追加料金をお願いします」とハッキリ言えるかどうか。
 
 

お願いするのなら、手を付ける前に

「追加料金をお願いします」と言えるなら、作業を済ませた後ではなく、
作業前に伝えます。
 
それで、駄目だと言われたら、仕事をしなければいいのです。
 
お金はもらえませんが、失ったであろう多くの時間を取り戻すことができます。
 
増えた時間は、別のやりたいことに費やせます。
 
 
 

次回から値上げする

そうはいっても、お金も欲しいし、その仕事を離したくないときもあります。
 
そんなときは、料金設定が甘かった自分を責めて作業を行います。
 
そして作業後に、次回は値上げの可能性があることを伝えます。
 
それで仕事が来なければ、自分のチカラが至らなかったと諦めます。
 
お互いに要らぬストレスを抱えずに済みます。
 
 
 

料金体系(HP)に反映させる

料金体系は豆に修正します。
 
近頃、某クラウド会計ソフト会社が値上げをして叩かれていますが、
大手と違って「ひとり」が多少の値上げをしても叩かれることはありません。
 
ただ、HP上で新規のお客様向けに値上げをしても叩かれることはありませんが、
既存のお客様の値上げをするとなると難易度は上がります。
 
場合によっては返り血を浴びることもあるでしょう。
 
独立直後、格安だった既存のお客様向けに、適正な価格にしていただくよう
お願いしてそれが通りました。
  • 格安とわかっていたのか
  • 私を評価してくれたのか
  • 仕方ないと思ってくれたのか

理由はわかりませんが、大変ありがたいことです。

 

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