STRIPEのカード決済をブログやHPに構築する場合の注意点<No 1103>
<セミナー・コンサルティング情報>
)STRIPEのトップ画面
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お客様にとって簡単か?
来月、2020年11月で独立してから4年が経ちます。
コロナのなか売上が減ることもなく、むしろ増えているのはありがたいことです。
売上のいただく方法は、
- 振り込み
- クレジットカード決済
- 現金
のいずれかでありますが、これまでは9割以上が振り込みで、それ以外はカード決済です。
現金でいただいたのは、記憶にある限り2回だけ。
(共に高齢の方だったので想定の範疇です)
現金でもらわないようにしているのは、ミスやトラブルを防ぐためです。
勤務時代、「払った」「もらってない」といったやりとりを少なからず見てきました。
独立以降、こうしたことを反面教師として役立ています。
振込とカード決済の二つを考えた場合、振込だと即時入金されるので、いただく側からするとありがたいものです。
とはいえ、お客様の利便性を考えると、キャッシュレス化が一般的になったこともあり、
カード決済を外すことはできません。
従来、カード決済をするにはCATと呼ばれるカードリーダーが必要でした。
それがいつしか、リアル店舗からネット販売が主流となり、ネット上でカード決済を完結できるようになり、CATがいらなくなりました。
私が最初に導入したカード決済は、Squareというシステムです。
Square請求書ならウェブサイトへの構築なしで、カード決済ができる<No 661>
Squareのメリットは、自社サイトで複雑なシステムを構築する手間がかからないことです。
お申し込みがあれば、販売者側からカード決済のメールを送って、そこにカード情報を入力して決済する仕組みです。
ただ、お申し込みの都度メールを送らなければいけないという手間がありました。
そういった手間を煩わしく感じてなのか、カード決済をご利用される方はそれほど多くなく、
ほとんどの方が振込を選ばれていました。
兆しが変わったのは、カード決済をSquareからSTRIPEに変えてからでした。
STRIPEのカード決済をブログやHPに構築する場合の注意点
STRIPEは、Squareのように決済情報を入力していただくためにメールを送ることはありません。
自社サイトに備えたクレジット決済のボタンを押せば、そこに入力画面が表示され指示に従い入力すれば決済が完了します。
こちらは、通帳やネットバンクで入金を確認する必要はありません。
決済されたとほぼ同時にSTRIPEからメールが届く仕組みになっています。
ただ、このシステムを構築するまでの過程がそれなりに複雑で時間がかかります。
やるのであれば、まとまった時間をとって腰を添えて取り掛かりましょう。
STRIPEを自社サイトへ構築
STRIPEの決済システムを自社サイトに構築することについては、いろいろなサイトで紹介されています。
私は戸村さんの記事を参考にさせてもらいました。
stripe+WordPress+WP Simple Payで手軽に&安くデジタルコンテンツ販売を行おう
STRIPEの導入以降、カード決済の割合が振込を超えるようになりました。
ということは、やはりお客様にとってカード決済の方が便利ということなのでしょう。
STRIPEのシステムをこのブログに構築するにあたり、いくつかの壁があったのでその辺りについてお伝えします。
特定商取引法に基づく表示
戸村さんの記事に従っていけば、概ねSTRIPEのシステムはできあがります。
ただ、システムができあがっても、実際に決済されて入金されるまでにやらないといけないことがいくつかありました。
私が見逃していたのは、「特定商取引法に基づく表示」をブログに掲載することです。
カード決済をブログに構築してから数日後、STRIPEからその旨のメールが来ました。
特に細かい指示はありませんが、参考ページを記載してくれていたので、これを見ながらつくっていきました。
表示する場所は、
- トップページのフッダー
- 特定の固定ページ
の二つです。
フッダーへは「メニュー」に追加することで記載しています。
WordPressだと「外観」「メニュー」で設定できますが、PCでヘッダーに表示したくない場合は、スマートフォン用のメニューをつくり、フッダーだけスマートフォンメニューに設定してフッダーのみ表示させます。
この辺りのことは、ググればたくさん記事が出てきますが、業種が違うとサービスも違うので、
同業で似たようなサービスを取り扱う方を参考にさせてもらいます。
決済手順の表示
カード決済の手順をどのように自社サイトへ表記すべきかというのも悩むところです。
お申し込みページのなかで、
- お申し込みフォームの記入
- クレジットカード決済
の二つを続けて入力していただく流れにしていたのですが、どちらか一方だけというケースがありました。
二つを続けて入力しやすい仕様になっていれば良かったのですが。
自分自身、自社サイトでお申し込みをしていないので、そのあたりの導線が不十分でした。
改善の余地があるので、もう少し試行錯誤します。
株式会社なら「カ)」の表示
晴れて売上があがり、いざ入金というときに、
取引銀行より、お客様の口座の所有者名に誤りがあるとの連絡を受けました。
との通知がSTRIPEからありました。
いろいろ調べたところ、
STRIPEのアカウントで、名称を株式会社コンサルティングテクニカとしていたのですが、
「カナ表記」が「コンサルティングテクニカ」になっていました。
STRIPEから指定の口座に入金依頼をかけたときの名称が「コンサルティングテクニカ」であり、
口座名の株式会社コンサルティングテクニカと一致させるには、株式会社を表す「カ)」を法人名の前につける必要があるのです。
STRIPEはもともと日本の企業でないので、このあたりの表記が全世界仕様になっているので、
わかりずらいところが多々あります。
まぁ、通帳で「カ)」が株式会社を表すことは知っていましたが。
その名称がSTRIPEと銀行で一致していないと入金できないとは気付きませんでした。
STRIPEのアカウントにて表示を変更し、その旨をSTRIPE側にメールで伝えました。
また、STRIPE側から再入金の依頼を銀行へするよう言われていたので、ネットバンクのお問い合わせフォームから事情を説明しました。
一回で終わらせる仕組みをつくる
こうして書くと煩わしいと尻込みしてしまう方もおられるでしょう。
とはいえ、こういったことはずっと続くものではありません。
一度経験すれば済むことです。
以降は振込口座をお知らせする必要はありません。
何より、新しいシステムに慣れるという経験は常日頃からやっておきたいところです。
首相も変わりましたし、これから色々変わると思うので。
<編集後記>
昨日の火曜日
5時55分起床後ルーティン
午前中、相続税申告書を税務署へ提出。Zoomで月イチの税務ミーティング。
午後から、バイク&ラン。帰宅後にブログ執筆。
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