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お金の知識を蓄える。一歩先を考えるチカラが事業を強くする<No 1007>

yujiro

)キャッシュレス端末

Contents

一歩先を考えるチカラが事業を強くする

今回のコロナ禍で、自宅待機やそれに伴うテレワークに対応できた組織とそうでない組織が分かれました。

新聞紙面で取り上げられる対応できた企業は大手ばかりで、小さな組織では難しいようです。

  • 現場に行かないと仕事にならない
  • テレワーク導入資金がない
  • 各種保険に入っていない

などが理由のようですが、はたしてそうなのだろうか。

もちろん工場など大掛かりな設備に関わる仕事を自宅ですることはできませんが、仮に、工場勤務であったとしても、営業・経理・総務・人事などの職種に限ってはテレワークができなくもありません。

要は、組織としてどれだけ一歩先を考えてきたのか。

また、これから先を考える意識があるのか。

一歩先を考えることは常に意識しています。

お金の知識を蓄える

事業者であれば、有事であっても、そうでなくても一歩先を考えることは大切です。

なかでも、お金のことに関しては。

売上や利益が順調であっても、お金がなければ事業は継続できません。

自分で自分の経理をする

事業を始めたら、まずやっておきたいことが自分で自分の経理をすることです。

自分で自分の経理をすると、お金の流れがわかるようになります。

今どれだけの売上があり、利益があり、そしてお金があるのかを常に自分で把握します。

経理は貯めてしまうと後でやるのが億劫になるので、毎日少しずつ取り組むことをオススメします。

毎日コツコツやっていれば、決算や申告間際になって焦ることがなくなります。

「継続はチカラなり」とは言いますが、続けていると経理の知識も身につきます。

事業を始めたら、起床後一番にやるべきは経理です。

  1. ネットバンクの動きをチェック
  2. ネットのデータをクラウド会計に取り組む
  3. 現金払いをExcelに入力
  4. 領収書を綴りに貼付け

7時5分から18分まで、今日は13分かけました。
(レシート中、何か別のことをやったのでしょう)

 

毎月決算を組む

毎月1日に、前月の数字を見るようにしています。

私の場合、日々の経理はクラウド会計(MF)を使っていますが、毎月の決算ではクラウド会計のデータをの従来型の会計ソフト(JDL)へ移動させています。

クラウド会計はネットのデータを扱うことに長けていますが、細かい修正作業には向いていないからです。

そのため、両者の得意分野を活かすようにしています。

一般の方だとここまでする必要はありません。
(コストがかさみます)

  • ネットのデータを有効活用したいならクラウド会計で
  • そうでないなら従来型の会計ソフト

のいずれかで十分です。

毎月初めに、前月の数字を人に言えるレベルになれば合格です。

手元資金を常に把握

コロナ以降、手元資金の重要性が高くなりました。

とはいえ、どれだけのお金があれば良いのかわからないこともあるでしょう。

巷で言われるのが、平常時であれば売上の3ヶ月から半年分、コロナ以降ならそれ以上。

売上を基準にしても良いですが、より厳密にするなら、

  • 固定費(事業)+借入返済額+生活費

実際に出ていくお金を基準にします。

手元資金が、後どれだけ持つのかわからない状態でいるのは不安です。

まずは、

(固定費(事業)+借入返済額+生活費)✕ 半年分

の資金があるのかを確認します。

あらゆる給付金、助成金、補助金を検討しつつ、必要であれば融資を申請します。

融資の実行

今回コロナによる影響で、まずは日本政策金融公庫にて無利息融資が始まりました。

その後、5月1日から民間の金融機関でも始まりました。

私も4月7日に申請して

昨日6月1日、銀行口座に振り込まれました。

 

私の場合、先に生保の契約者貸付を申請したこと、また幸い売上減少がなかったことから、この2ヶ月を乗り切ることできました。

 

しかしながら、休業要請の対象になった方、また対象外でも実質的に仕事ができないために売上減少もしくはゼロになった方も大勢おられます。

給付金、助成金、補助金、融資とできる限りのことをやるのは当然として、これを契機に手元資金についての知識を蓄えることをオススメします。

今後、大切なことは、借りたお金をどうやって返していくか。

融資は実行されて終わりではありません。

将来返すべきお金です。

毎日しっかりと手元資金を把握し、将来のお金の流れを見える化しておかなければなりません。

お金の流れを見える化するのは、決算書や試算表ではなく資金繰り表やキャッシュフロー表と言われるものです。

名前は何でも構いません。

半年後、1年後のお金の残高がわかるもの。お金の動きを予想することができる資料です。

本を見ながら自分で作成するのも良いですし、できなければ身近な専門家に依頼するのも良いでしょう。 

<編集後記>
6時00分起床後ルーティン
ランニングでヘアサロンへ、休業要請外支援金の研究


片道6キロは順調でしたが、帰りは右膝が痛くなったので一駅(1.5キロ)走って
残りは地下鉄今里線で帰って来ました。

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