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生き方

自分が感じた「痛み」は次の世代に引き継がない<No 657>

yujiro

)ワインの会

 

 

Contents

自分のために

仕事の引き継ぎや、後進の指導をするとき、二通りの考え方があります。

一つ目は、「俺のときはもっと大変だった」と言って

  • 教えない
  • 聞く耳を持たない

といったやり方と。

もう一つは、「嫌な思いは、自分だけいい」と親身な態度で指導をするやり方です。

私の場合、「大変だっと」と小言は言いながらも、
マニュアルを作るなどして、後々自分が居なくなっても大丈夫なようにしていました。

当時は自分も若く、「嫌な思いは、自分だけでいい」なんて高尚な理念はなかったと思います。

ただ、自分が受けたレベルの低い引き継ぎとの差を自分自身で証明したい思いはありました。

自分のために。

 

 

「痛み」は次の世代に引き継がない

営業時代

新卒で入った営業職の平均勤続年数は確か4年くらいだったと記憶しています。

現場はほぼ20代のみ。その上は50代、60代の動けない役職者だけだったので、
動ける油の乗った40代は一人もいませんでした。

そんな状態なので、現場でトラブルがあっても、動ける上司はいません。

先輩営業マンも皆、それぞれの担当でパンパンです。

商談先の重役3人に対して、22歳の私がひとりでプレゼンしたり、
大口顧客が値下げ交渉する席に、上司が来れずに一人で対応するとか。

その1年1ヶ月でその後20年分の汗はかきました。

そんな職場だったので、突然失踪するような辞め方もザラでした。

また、最後は有給を消化して辞める方も多くいましたが、
私は有給を使わず、最後の日までせっせと引き継ぎをしていました。

最後の送迎会で、先輩から「有終の美を飾るオトコ」と照れることを
言われましたが、それだけマトモな辞め方をする人間が少なかったのでしょう。

 

ひとり税理士

独立して二年が経過しました。

毎日、試行錯誤しながら生きていますが、振り返るとそこにはかすかなワダチが見てとれます。

自分では大したことじゃないと思っても、当時はそれなりの汗をかいていました。

  • 失敗したこと
  • 辛かったこと
  • 嫌だったこと

自分なりの方法で、そのときそのときを乗り切ってきました。

  • 受験生時代、周りがみな官報合格でいなくなったこと
  • 法人税法合格まで10年かかったこと

辛いこともたくさんありましたが、

  • 偶然の出会いから大学院に合格できたこと
  • 在学中に「白本」に出会えたこと
  • たくさんの「ひとり税理士」に出会えたこと

これらがなければ今の自分はありません。

その経験を伝えることが、これから来る人達の役に立つのなら
これ以上の喜びはありません。

それが、このブログであったりセミナーだったりします。

良いことばかりではありませんが、失敗してもその対処法をお伝えすることで、
こういう生き方も悪くないと思っていただければ嬉しいです。

 

 

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<編集後記>
2時15分起床後ルーティン
3時22分から7時まで仮眠
午前中、自分の決算準備
午後から、ブログ執筆

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