阪急沿線の駐輪場事情。経営トップに「届けたい」現場の声と、「届けたくない」現場の声<No 853>
<セミナー・コンサルティング情報>
Contents
現金払いのみ
自転車を止めると毎回黄色のユニフォームを着た係の人が集金しにやってきます。
現時点で利用できないのは知っていますが、利用者の声を組織の上に届けて欲しいと思ってのことです。
私「(一時利用も)使えたら嬉しいねんけど」
係の人「いや、ちょっと・・(俺に言われても困るねん的不機嫌な顔)」
経営トップに「届けたい」現場の声と、「届けたくない」現場の声
現場が経営トップに「届けたい」現場の声
- お客様へのサービス改善に繋がること
- 労働環境の改善
の2つ。
1を考えくれる社員は、会社が大事にすべき人達です。
通常、経営トップは現場に出ないため、現場のことは総じてわかっていません。
足を運んでいても、散発的であれば状況は常に変わります。
2は働きやすい現場づくりには欠かせません。
ただ、組織の風通しが良くなければ、こういった声は上には上がってきません。
トップがワンマンだと言いづらいでしょうし。
組織が肥大化し過ぎたら、トップに届かないことの方が多いでしょう。
現場が経営トップに「届けたくない」現場の声
先に挙げた「お客様へのサービス改善に繋がること」でも、
自分たちの雇用を危うくするものであれば声にはなりません。
私が話したPiTaPa導入もその一つです。
先の駐輪場で一時利用時にPiTaPa導入をするには、
- 入り口にゲートを設けて課金する
- 前輪をはめるとセンサーで課金する
などが挙げられます。
これなら、無人コンビニのように大量のカメラが必要になることはありません。
常時4、5名ほどいる係員を1名にして、不正をする人がいないか見張っているだけで充分です。
こういった声は、現場の仕事そのものがなくなってしまうので現場からは挙がりません。
そのため、システムをメンテナンスする仕事、カメラで監視する仕事など
代替する業務を新たに作って提供できることを現場に伝えてあげる必要があるでしょう。
トップに必要なこと
組織が現場の空気を感じ、働きやすい環境をつくりながらも
AIやITによる効率化も併用する。
<編集後記>
4時33分起床後ルーティン
午前中、月次お客様訪問
午後から、ブログ執筆、娘のバイク練
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