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「勝てば官軍、負けても官軍」。「迅速な対応」と「見切り発車」の使い分け<No 456>

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意図的な「見切り発車」

「見切り発車」という言葉を初めて耳にしたのは、
今から20年前のことです。

その頃、私はカラオケ機器を取り扱う営業職
に就いていました。

時は、小室グループが一世を風靡し、
通信カラオケが出始めた頃。

ちょっとしたバブルとなった業界には、
多様な業種から参入したメーカーで溢れていました。

どこも、われ先にと市場に製品を出すも、
「見切り発車」感が否めないので、
現場は疲弊します。

自分が大変な思いをしたので、
この言葉を聞くと当時の製品を思い出します。

あれから20年後、某クラウド会計の申告ソフトが
発売され、再びこの言葉を耳にしました。

 

 

「迅速な対応」と「見切り発車」の使い分け

周りに先駆けて行動した結果、
成功すれば「迅速な対応」と言われ、
失敗すれば「見切り発車」と言われます。

けれど、私が扱った製品は後に業界No. 1になりました。

前述の申告ソフトもリニューアルされ、
徐々に改善されています。

結果、見切り発車されたモノをつかまされた
顧客や現場は辛いですが、
今で言うプラットホームを確立するには、
良くできたやり方なのでしょう。

これを自分に目を向けると、
活用すべき部分と、そうでない部分があります。

 

「攻め」と「守り」

自分の業務を大きく分けると、
「税務」と「税務以外」になります。

税務は従来からの、

  • 税務顧問
  • 申告業務
  • 調査立会
  • 年末調整
  • 法定調書、償却資産、住民税など

一方、税務以外は、

  • 個別相談
  • 個別コンサルティング
  • メール相談
  • セミナー開催
  • 執筆など

独立時に経験があったのは、前者の税務のみ。

これらは、経験があるからこそ「迅速な対応」で
成功させるべき「守り」の仕事です。

対して、経験のなかった後者は、
これから開拓すべき「攻め」の仕事になります。

しかし、経験がないので一発で完成度の高いものを
作り上げることはできません。

ここで思い出すのが、営業時代の製品や某ソフトです。

これらは、ある程度起きるであろう問題を完璧に
クリアする前に一旦市場に出します。

その上で、課題が浮き彫りになるのを待ちます。

そして、その課題をピンポイントで改善します。

完璧になるのを待っていたら、無駄に時間とコストを
消費して、市場のプラットフォーム化を逃してしまいます。

個人であれば、プラットフォーム化はできないにしても、
時間とコストを消費するのは同じです。

であれば、個人も同じく攻めるときは、
失敗を恐れず「見切り発車」すべきです。

ただし、気をつけるのは自分も顧客も大きな
痛手を負わないこと。

自分が背負うのは「手間、汗、恥をかく」くらいに留めておきます。

 

 

打席に立たないと始まらない

独立以来、初物尽くしで汗をかいてきました。

おかげで勤務では味わえなかったことを経験できています。

今年も、打席の数を増やしていきます。

 

 

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<編集後記>
5時10分起床後ルーティン
午前中、ある資格に合格
午後から、法人の月次訪問、紀伊国屋書店 梅田店、ブログ執筆、読書