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キャッシュフロー経営

税理士のためのコーチング入門。4つの分析でお客さまの思考を言葉にする<No 1143>

yujiro

Contents

ポイントを4つに整理する

今、税務と並行してコーチングのサービスを提供しています。

前半に、税務に関するご相談を受け、後半にコーチングに移ります。

税務は過去から現在までの結果報告がメインになりますが、コーチングはそこから何ができるのか?

未来の話題が中心になります。

アクションプラン表へ時系列ごとにやるべきことを書き込んでいったり、前回の議事録を見ながらそこへ加筆していったりなど。

加えて、今回は新しい方法を取り入れてみたのですが、面白いぐらいにやるべきことがいくつも明確になりました。

税務の話しをしていると、時間ばかり長くなり、答えが見つからないことがありますが、
次の工程を踏めば、高い確率で答えが見つかります。

ポイントは

  1. こちらがカテゴリーを用意する
  2. お客さまにカテゴリーを選んでもらう
  3. 4つの区分で話しを整理する
  4. 答えとなる「対策」を必ず示す

販売カテゴリー別にヒアリング。現状・原因・目標・対策で答えがでる

販売カテゴリーごとに分析

販売カテゴリーは、同じ商品やサービスでも売り方が異なることがあります。

  • 店頭販売
  • ネット販売
  • 電話お問い合わせ
  • 同業者との合同販売
  • 遠隔地での出張販売

など販売にもいろんなシーンがあります。

複数の販売カテゴリーがある事業であれば、これらを次の状況に区分して分析します。

  1. 現状把握
  2. 原因分析
  3. 目標
  4. 対策

 

それぞれの販売カテゴリーごとに分けると、

  • 店頭販売 → 1現状把握、2原因分析、3目標、4対策
  • ネット販売 → 1現状把握、2原因分析、3目標、4対策
  • 電話お問い合わせ → 1現状把握、2原因分析、3目標、4対策
  • 同業者との合同販売 → 1現状把握、2原因分析、3目標、4対策
  • 遠隔地での出張販 →1現状把握、2原因分析、3目標、4対策

といった感じです。

仮に、販売カテゴリーが店頭だけの一つしかなければ、販売にこだわることはありません。

  • 商品ごとに
  • 経費ごとに
  • それ以外にもお客さまのお困りごとについて

ヒアリングしていきましょう。

対面でも、ネットでも

実際にお会いできれば、ホワイトボードを使って話すとビジュアル化されるので伝わりやすいでしょう。

私はZoomを使ったオンラインでEvernoteの画面を共有しました。

オンラインでも画面共有できるとホワイトボードと同じ効果があります。

画面を共有し、そこでヒアリングしながら(Evernoteの)ノートに直接書き込んでいきます。

Wordでも何でもいいですが、Evernoteであればノート独自のリンクをつくることができ、
そのリンクをお客さまに送ると、プラウザ上で閲覧することができます。

ミーティング議事録をEvernoteで共有。お客様のアカウントなしでもOK<No 1026>

  1. 現状把握
  2. 原因分析
  3. 目標
  4. 対策

の順に聞いていかなくても、現状のお話をお客さまにしていただければ、そこから自然と原因→目標と話題が移っていきます。

そこから、こちらが感じたことや、手持ちの解決策を提示します。

コーチ自ら解決できることと、そうでないことがありますが、解決できないとことでも誰に聞けば解決できるのか提示できればいいでしょう。

例えば、サイトからの注文をメールで受けていて、1件1件メールの返信と手書きで顧客管理を
行っているとします。(現状)

依頼と商品管理が別々なので時間がかかり管理がしにくいので(原因)、これを改善したいとします(目標)。

注文フォームをメールではなく、サイトにGoogleフォームを備え付けて、スプレッドシートと連動させれば商品管理もしやすくなります(対策)。

お客さまがサイトの運営を別の管理会社に委託しているのであれば、その旨を管理会社に伝えてもらいます(対策)。

また、eコマースサイトをイチから作り直すというやり方もあるでしょう(対策)。

こういった具合で、カテゴリー別に4つの区分に分けてヒアリングしていくと、短時間で答えまで辿り着きます。

対策が明確になったら最後にもう一度こちらが復唱します。

ミーティング終了後には、

  • ノートのリンクを送って共有
  • 議事録の共有
  • 次回ミーティングまでにやるべき宿題を共有

します。

税務+α

最初に複数の項目を列挙しておいて、時間の許す限り対策までを導き出していきます。

このやり方だと、話しがエンドレスにならず、きりのいいところで終えられます。

税務のなかで使っても良いでしょうし、税務+αとして有料で提供するのもありでしょう。

一定期間、無料で提供して試していただき、効果があれば有料で契約していただくということも。

<編集後記>
昨日の木曜日
5時55分起床後ルーティン
午前中、個人のお客さまの確定申告準備、バイク10キロ
午後、ブログを大方終わらせてから個人懇談のために娘の小学校へ。
(私ひとりで)

コロナのため、正門前でアルコール消毒。
教室中央に児童の机を迎え合わせにし、先生側には透明のシート。
2メートルほどの距離をとってくれていました。

昔と違って児童の数が少ないせいか、しっかり(我が子の様子を)見てくれている印象です。

一度、TEAMS(Microsoftの)で遠隔授業を行ったとき、PCやソフトの操作に長けており、コミュニケーション能力も高い先生だなと感じていました。
(娘いわく、おそらく20代)

我が子に関しては、「勉強は高学年になってもついていけるでしょう。問題ありません」と。

一方、几帳面すぎるので疲れていないか心配されていました。
(次の授業で使う教科書を事前に机の上に置いているそうです)

ストレングスファインダーで、私の第一順位が「規律性」だったので、仕方がないかなと・・

自分の「強み」に気づいているか<No 247>

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