Evernoteが技術承継を可能にする。中小企業の離職率に歯止めをかける<No 72>
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技術は「上司から盗んで覚えろ」と言われる業界はまだまだ多い
20年前に私が勤めた企業でも、ひとたび現場に出れば、
頼れるのは、わずかな知識とつたない営業トークだけでした。
飛び込み営業に始まり、商談が成立すれば、機材の搬入及び設置、音響設備の配線処理、
既存店の故障によるアフターサービスは毎日深夜までおよびました。
ネオン街をスーツ姿に工具箱を片手に台車を押していました。
技術チームは存在せずに、営業マンが3役、4役をなすことで、
利益を確保する商業スタイルは、時代の波に乗れたこともあり、組織ばかり大きくなりました。
平均勤続年数三年半が労働条件を物語る
社内での営業ノルマに加え、連日のアフターサービスが精神的に追い詰めます。
アフターサービス=クレーム本来、カラオケでお客様をもてなすはずの社交場が、
機械の故障で、静まり返っています。
そこから始まる、アフターサービス。
お店のお客様の怒りが、店舗の経営者を通じて、我々営業に降りかかります。
当然と言えば、当然のことなのですが、当時の業界は、
「通信カラオケ」が出始めたばかりの時代でした。
どの企業もこぞって商品開発し、我先にと市場に導入するのですが、
メーカー機能のない卸売がほとんどなので、商品はほぼ見切り発車の状態でした。
当然、不具合も多く、現在の「アプリ」のバージョンアップと同様に、
市場に出して「走りながら考える」という会社のスタンスでした。
当然、離職率も高く、当時の平均勤続年数は3年半でした・・
そのころの頼みの綱は、出始めた携帯電話です。
一人場違いな「夜の社交場」での作業は厳しく、携帯電話を片手に、あぶら汗にまみれて、
先輩社員に泣きながら機械の状況を説明し、慣れない手つきで機械を修理しました。
(その先輩社員自身も、アフターの最中なのですが・・)
あの頃、Evernoteがあれば…
Evernoteで全社レベルの情報共有が可能になる
現場での情報共有と作業効率化
先輩、上司の商品知識や顧客情報は、彼らの頭の中にあります。
組織は、個人所有の情報を見える化して、組織として全社員が情報共有する必要があります。
Evernoteに
- 商品情報
- 顧客情報
- 故障事例に関する修繕方法
があれば、現場での社員の負担を大幅に軽減することが可能になります。
Evernoteが営業サポート
営業活動、商談内容、見込み案件などの日報による報告を、
紙や人の頭で管理している組織はがまだまだあります。
Evernoteであれば、時間や場所を問わない情報共有が実現します。
一つの案件に対しての情報を、複数の人間が閲覧することができ、
より良いサポートを得ることが可能になります。
- 会社の情報を誰でも見れる
- 会議せずに、一つのノート上で話し合いができる
- チャットで知らせる、リンクをはる
- コンテキストがアシストする
- 参加者が増える
Evernoteの営業活動のようになってますね。笑
周りまわって、自分にも良い情報が来ることを願っています。
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