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生き方

就職・転職に失敗すると「軸」が見つかる<No 613>

yujiro

 

)妻の実家帰省時のお祭りにて

 

 

Contents

人生捨てたもんじゃない

どうにもならない時は、次に行く。明日はどこで行きていこう、そう言えるくらい、フットワークは、たぶん軽くていい。

今、読んでいる本の一節です。

仕事にしばられない生き方 (小学館新書) 10頁より

著者は漫画家で映画にもなった「テルマエ・ロマエ」を描いたヤマザキマリさん。

漫画も映画も観てませんが、テレビのドキュメンタリーでご本人とご家族を拝見したことがありました。
(リアリティーのないドラマや、くだらんバラエティーよりもドキュメンタリーは断然見応えがあります。なので、我が家のNHK視聴率は高い方だと思います。なにより、人の生き様を無料で知ることができます。)

このときは、ヤマザキさんが海外で家族と共に生活する姿が映し出されていました。

描いた原稿はネットで送り、スカイプを使って日本の編集者とやり取りをする。

「かっけー」

このとき私は憧れの眼差しで画面の中を見つめていましたが、数年たった今、自分も似たようなことをしています。
(もちろん、雲泥の差はありますが・・)

 

20年前、場末のスナックを一軒一軒飛び込み営業していたとき、
今の自分を想像することはできませんでした。

もし、20年前のくたびれた私が今の自分を知ることができたなら、
涙を流しながらこう言うかもしれません。

「人生捨てたもんじゃないな」と。

 

 

就職・転職に失敗すると「軸」が見つかる

就職活動しているときは、商社を希望していました。

留学して多少の英語は話せたからです。

そうは言っても阪神大震災が起こった年で、いわゆる超氷河期の真っ最中でした。

結局、カラオケ機器の販売・リースを手がける会社へと就職し営業職に身を置くのですが。

これがまた大変な職場で。

一日が終わると、「今日は罵声を浴びせられずに済んだ」と安堵し。

翌朝、無言で食事をとっていた記憶があります。

 

でも、良かったなと。

これが、希望通りの商社に入っていたら、仕事の最中に書店に入ってこの本に出会うこともなかったでしょうし、税理士になることもなかったでしょう。

 

就職前は、「英語を使えたらいいな」「海外に行きたいな」といった感じで
ふわっとしか考えていませんでした。

それが、退職という挫折を味わうことで、本気で人生を考えるようになります。

  • 自分が何をやりたいのか?
  • それが自分でできるのか?
  • 一生、やりたいことなのか?

100%の答えが出なくても、頭に引っかかったことは何でもやってみます。

営業を辞めて、最初に目をつけたのがUS・CPAの資格でした。

好きな英語と簿記を使って仕事が出来たらいいなあと。

ただ、US・CPAの資格はアメリカに渡って試験を受けなければなりませんでした。

これは良かったのですが、斡旋する業者を何軒かあたってみたのですが、
どれも怪しく思えてきたのです。

そうこうしているうちに、「日本人やし、まずは簿記かな?」と簿記の2級を取りました。

それから就職活動をして、ひょんなことから税理士事務所に入所することに。

その後も失敗に失敗を重ねたおかげで自分の「軸」がより太くなっていきました。

 

 

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「フットワークは、たぶん軽くていい。」

これからの時代、変化の移り変わりはより速くなるでしょう。

今の職場で悶々としているのなら、環境を変えてみる。

独立しても軸が定まらないなら、やり方を変えてみる。

(自分のための)フットワークは、軽いくらいでいいでしょう。

 

 

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<編集後記>
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午前中、区役所へとある依頼、法人決算業務
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