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税理士になる法。高給で激務か、勉強できる薄給か、折衷案か<No 1185>

税理士になる 大学院受験

)税理士になる法

人参は自ら見つける

戦後、企業が若い人材を薄給で雇用できたのは、終身雇用や退職金制度があったからで、
いずれもなくなった今となっては、薄給でも我慢するメリットは薄れつつあります。

税理士業界は、若い人材を薄給で育てる、いわゆる丁稚奉公的な雇用が主流でした。

終身雇用や退職金はない代わりに、かつて暖簾分けというゴールがありました。

今は、暖簾分けの機会も減りつつあるので、ぶら下がる人参はいずれもありません。

さらに、長期に渡る受験生活、不透明な合格基準など困難な材料が行く手を阻みます。

これから税理士を目指す方にとっては、どこに夢を描いていいのかわからず、魅力が薄れているのは受験者数からもわかります。

加えて、どの道を通っていけばいいのか不安な方もおられるでしょう。

税理士になる法。高給で激務か、勉強できる薄給か、折衷案か

平均受験期間7年の意味合い

税理士業界から暖簾分けがなくなり、今は、薄給だけ残ってしまいました。

退職金も暖簾分けもないのに、薄給で長年務める動機が薄れ。

残されたのは資格をとって独立する、あるいは高待遇の勤務先に移籍する。

ただ、科目合格率は10%前後で、ゴールを切れた方の平均受験期間が7年です。

この期間の分母には、ゴールを切れなかった方の年数は乗っていません。

平均受験期間とは別に、専門学校の講座受講者総数を分母に、5科目合格者を分子においた場合の数値などがあると、より過酷な試験であることがわかるのでしょうが、その数値をだしたところで、誰も喜ばないので実現しないでしょう。

私の感覚では、スタートを切った方の中で、ゴールまでたどり着けるのは10%に満たないのかなと。

その10%に満たない方の平均が7年であり、私のように10年を超える方も相当数られるでしょう。

受験中のモチベーション

受験中は薄給で婚期は遅れ、人生計画を立てることはできません。

私の場合、八方塞がりだったこの期間、
「この〇〇はらさでおくべきか(この〇〇を晴らさず放置していいのか)」
を念頭に前だけ向いていました。

言葉はキツいですが、私にとっては、
それまで経験した数々の苦しみから自分を開放するには、資格をとるしか他にないという意味でした。

高給で激務か、勉強できる薄給か

暖簾分けがないなら、独立後は自分で営業しなければなりません。

試験合格に長年かかり、合格したらすぐに食べていけるわけではなく、さらに営業が必要となると税理士になるメリットは薄れがちですが、独立したら自分で仕事をとるのは他の仕事も変わりません。

独立以来、平日午前中だけで食べてこれたことを考えると、ある程度の業務量になれば、まだまだ恵まれているのかなと。

独立してから営業の技術が必要なら、勤務中に覚えておきたいところですが、仕事と勉強でそれどころではありません。

営業の技術でなくても、特異な業務を学ぼうと大きな事務所へ行けば、高給だけれども勉強する時間がなくなる。

勉強できる環境を選ぶと薄給でこれまた苦しくなる。

どちらが恵まれて、どちらが恵まれていないのではなく、結局、自分にあった職場を見つけるしかありません。

私は、激務が合わなくて職場を転々とするのが嫌だったので、薄給でも勉強できる環境を選びました。

お金や特異な業務と試験合格を天秤にかけた上で、試験に合格しないと始まらないと思ったからでした。

勤務時代にお金や特異な業務経験があるに越したことはありませんが、独立したら他にやりようはあります。

会社勤務か事務所勤務か

事務所選びともう一つ、企業で働くという選択肢もあります。

会社勤務か事務所勤務か。税理士になるまでのあり方<No 1094>

一般企業でそこそこの給料をもらいつつ、勉強する時間を保ちながら試験合格を狙う。

大きな事務所ほど激務でなく、小さな事務所ほど薄給でない、前述2つの折衷案になるでしょう。

職場環境にもよりますが、試験に前向きな職場であれば、勉強する心理的負担は一番少なくて良いのかなと。

デメリットを挙げるとすれば実務経験の少なさでしょう。

ただ、実務経験があってもすべての業務が完璧にこなせるわけではありません。

むしろ経験のないことの方が多いので、独立後は調べながら覚えるやり方がスタンダードです。

いずれにしても、挙げた3つのなかで、どれが一番良いというわけではありません。

大事なことは、自分に合った環境がどれなのかを早めに知ること。

環境が見つかれば、その環境のなかでとことん試験に向き合うのみです。

<編集後記>
2月24日水曜日
6時44分起床後ルーティン
午前中、金曜日のミーティング段取り、ヘアサロンまで往復12キロランニング
午後からブログ更新

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