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税務ソフトを使わずに税理士が代理送信できる作成コーナー<No 1159>

知らないことは、発見の入口

e-Taxによる確定申告(作成コーナー)の受付が、2021年1月4日から始まっています。

自分の確定申告を新年早々に作成コーナーで済ませ、そのやり方をブログに書いてきました。

e-Taxで2020年分確定申告の「決算書・申告書」をつくる<No 1153>

通常の税務ソフトを契約しているにもかかわらず、この作成コーナーを使う理由は、

  • 自分自身のスキルアップ
  • 単発のご相談やコンサル対応

のためです。

また、税務ソフトが新年度用にバージョンアップされるのが、1月下旬であることも。

こうしたことから、

  • 自分の申告とご相談やコンサルは作成コーナー
  • 既存のお客さまは税務ソフト

といった具合に住み分けをしてきました。

加えて、申告自体を新規で請け負う単発のご依頼は税務ソフトを利用しています。

これまで、この住み分けでうまくやってきたのですが、今回、1月上旬に単発の申告ご依頼をいただいたことで、エアポケットの如くぽっかり空いた状態があることに気がつきました。

単発申告のご依頼は、1月下旬まで手がつけられない

税務ソフトはまだ使えないので、やれる方法は、

  1. お客さまのマイナンバーを使って作成コーナーで申告
  2. 1月下旬の税務ソフトバージョンアップまで待ってもらう
  3. 紙で申告

マイナンバーは所持しておられないので、選択可能なのは2か3のいずれか。

2だと待ってもらうのは申し訳ないですし、3の紙だとペーパーレス化に逆行です。

そんなこんなで、とりあえず税額だけでも試算しておこうと、作成コーナーに入ったところ、
作成コーナーで税理士による代理送信ができることを知りました。

調べてみると数年前から利用できていたようで。

そもそも、税務ソフトがあれば、それでやれば楽です。

会計ソフトから青色決算書にデータを取り込めますし、決算書から申告書へも取り込めます。

こうした従来どおりのオーソドックスなやり方に慣れていたので、自分の申告やご相談・コンサルで作成コーナーを利用していても、そこで「代理送信までやろう」という発想がありませんでした。

ただ、できるとわかれば、やらない理由はありません。

知っていることを選んでも新たな発見はないので、代理送信にチャレンジしてみました。

このあと、ググりにググって翌日に持ち越した話しはまたのちほど。

税理士が代理送信できる作成コーナー

では、実際に作成コーナーを使って申告書をつくっていきます。

e-Taxのサイトから「個人の方」をクリックします。

 

「個人でご利用の方」の表示が見えたら、「確定申告書等の作成はこちら」を選びます。

 

この画面が作成コーナーの入口になるので、「お気に入り」に入れておきましょう。

ここで、「作成開始」を選びます。

 

経験済みの方であれば見慣れた画面。

その下へ行くと、

 

「税理士の方が代理送信を行う場合はこちら」とあります。

以前の旧バージョンでも表示されていたのでしょうが、まったく気づきませんでした。
(やろうという思いがなかったから脳がスルーしていたのでしょう)

ここから入れば税理士による代理送信が可能です。

作成コーナーを利用するための「事前準備セットアップ」がお済みでなければ、次の画面が表示されます。

「事前準備セットアップ」の手順はこちらの記事をご参照ください。

Macでe-Taxによる2020年分確定申告の「事前準備セットアップ」をする<No 1151>

タイトルはMacとありますが、やることはWindowsも変わりません。

「事前準備セットアップ」が完了したら、次の画面になります。

 

下にある「利用規約に同意して次へ」進みます。

 

利用者識別番号をお持ちのお客さまであれば、「はい」を、お持ちでなければ「いいえ」で、
e-Taxの開始届出をします。

 

届出が完了すれば、利用者識別番号が通知されます。

お客さまご希望の暗証番号にしておいた方が、次年度以降、覚えやすいでしょう。

利用者識別番号と暗証番号が表示された画面は、スクリーンショット又はPDFで保存するか、印刷しておきます。

2つの番号があれば、このあといったん中断しても、再度基本情報を入力する必要はありません。

中断後、再度ログインする場合は、

  1. 作成コーナーのトップから
  2. 「作成開始」
  3. 「税理士の方が代理送信を行う場合はこちら」
  4. 「利用規約に同意して次へ」
  5. 「利用者識別番号をお持ちですか?」で「はい」を選ぶ

で戻ってこれます。

その他、「事前確認」「申告書・決算書の作成」は、従来のやり方と同じです。

Macでe-Taxによる2020年分確定申告の「事前確認」をする<No 1152>

e-Taxで2020年分確定申告の「決算書・申告書」をつくる<No 1153>

作成コーナーで代理送信

申告書まで作成しいったん中断した場合は、作成コーナートップの「保存データを利用して作成」から始めます。

「途中で保存したデータを利用して作成再開」の「作成再開」を選び

 

ここで保存したデータを読み込みます。

 

データはダウンロードファイルに格納されている「r2syotoku.data」を読み込みます。

ここから申告書の作成を再開し、税理士による代理送信であることを入力します。

 

税理士本人のマイナンバーカードをICカードリーダーにセットします。

 

最初に6文字以上のパスワードを入力し、税理士の署名がされます。

※ 認識完了まで15秒から30秒かかることもあります。気長に待ちましょう。
※ 30秒以上だとエラーの可能性大です

 

お客さまのマイナンバーがなくても「キャンセル」で進めます。

 

お客さまの利用者識別番号が表示されているのを確認します。

 

 

ここは税理士本人の利用者識別番号が表示されます。暗証番号は、税理士本人のものを入れます。

 

「送信成功」で終えたものだと安堵したのも束の間。

 

ここでまさかのエラー表示が・・

「送信成功」と表示されたものの、メールボックスで確認すると実際はエラーで受理されてませんでした。

ここで、17時過ぎ。

18時の夕食までに送信もこのブログも終えられると想定していましたが、ここから数時間ググることに。

ただ、電子証明書が自分のマイナンバーカードと第4世代がズレているのはわかりました。

ググれども、旧バージョンでの説明しかなく、新バージョンでのピンポイントでの情報にたどり着けず。

やむを得ず

最終手段、リーサル・ウェポンを頼ることに・・

※ You Tube実況(or録画)中とは知らず失礼しましたm(_ _)m

e-Taxソフト(web版)で電子証明書を自分のマイナンバーに変更するとのこと。

web版はほとんど使っていなかったので頭にありませんでした。

ただ、確認するも自分のマイナンバーですでに登録されており、クリックしても他に変えることはできず。

破れかぶれで更新ボタンを押して、登録されているのはマイナンバーであることを確認し、再度、作成コーナーから送信したら受け付けされました。

しかし、もう一度、電子証明書を確認したところ、今度は何も登録されておらず。

また、再度登録しようにも、ボタンを押せません。

いったい、何が正解なのか謎ですが。

とりあえず、代理送信が無事に済んでほっとしています。

月曜から税務ソフトで不具合がでないことを祈ります。

後日談

翌日、再度e-Taxソフト(web版)で電子証明書を確認したところ、「登録済み」状態になっていました。

登録されている証明書はマイナンバー。

選択できるのはマイナンバー一択で、税理士の第4世代電子証明書は表示されません。
(このMacにそもそも第4世代をインストールしていないからかも)

 

この状態で、Windowsの税務ソフト(JDL)を使って送信できるか試してみたところ、案の定の送信不可。

ヤバいと思いながらも、これを乗り越えるとチカラがつくのがわかるので、滅気ずに続けます。

電子証明書の登録表示がマイナンバーなら、税務ソフトも「署名」でマイナンバーをセットすればいいのでは?

そもそも選択できるのかどうかわかりませんが、開いてみたところ選択できました。

ただ、送信しても受付してくれるかどうかわかりません。

マイナンバーカードをカードリーダーにセットしてパスワードを入力します。

 

受付してくれました。

 

とりあえず、ピンチは脱出しました。

ただ、そうなると、今後は税務ソフトではマイナンバーカードを使うことになり、第4世代が使えません。

次の課題は、マイナンバーカードと税理士用の電子証明書を、自分でいつでも切り替えられるようにしておくこと。

では、そのあたりのことについてはまたの機会に。

現実的な使い方

これから独立される方や、件数が10件以内であれば作成コーナーでの代理送信でも十分できるんじゃないかなと。

あとは、今回のような単発の方に向けて利用する場合。

問題は、税務ソフトのように年度別のお客さまデータ一覧が見られないこと。

また、一元管理できないこと。

これについて、データはクラウドで、お客さまリストはExcelで管理すれば良いでしょう。

<編集後記>
1月14日木曜日
4時00分起床後ルーティン
午前中、持続化給付金進捗のお知らせ、確定申告2件
午後から、ブログ更新

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